「う。。う、う、う、あ、あ、あ、あ・・」リョウの呼吸は激しくなって、SEXに没頭するために
天を仰いで目をきつく瞑っています。
「気持ちいい?」私が問いかけると、リョウはカメラに向かって、非常に切羽
詰まった声を出しました。
「きもちいい、きもちいい」美しい顔が乱れ、快楽に溺れる牝の表情が見えます。
そしてすぐに目をつぶってまた舌を出して喘ぎ始めます。
「あ、あ、あ、あ、気持ちいい・・」体の沸き起こる快感をそのままリョウは言葉に表現して
いるようでした。
その瞬間・・・
だらしなく開いたリョウの口から唾液がしたたりおちました。
目を開けたまま、リョウが唾液をたらすのは非常に珍しいことです。
リョウはそんなことを気にしていられる状態ではなかったようです。
下唇には次の滴りがまっているのに、口を閉じようともしませんでした
ただ、愛欲に溺れるおんなの姿がそこにありました。
私の最愛の女の最高の姿がレンズを通して私の目の中に
焼き付けられました。
(つづく)
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