激しいSEXで、体はすっかり使い物にならなくなった2人。
充実した体の感覚と、すっと落ち着いていく心。
幸せな気持ちになりながら、いつの間にか睡魔に引き込まれて
私は仰向けに、リョウは私の腕の中で、うとうとし始めました。
眠った時間は、ほんのわずかでした。
理由はわからないけれど、何だか嬉しくて、くすくす笑ってしまう私。
そんな私を見つめながら、美しい笑顔を見せるリョウ。
ぐったりしながらも、2人はいつものピロートークを始めました。
SEXのこと、SMのこと、普段の生活のこと。
リョウの話も私の話も、本当に他愛のないことばかり。
本当に友達と話しているように、普通に会話していました。
1時間くらいでしょうか。2人とも素裸のまま、ずっとそんな感じでした。
そして・・あと30分。
不思議なことに、2人とも同時期に同じことを考えました。
交わりたい。。。
『SEXをしたい』ではないのです。『交わりたい』なのです。
もう、体は使い物になりません。リョウに舐めてもらって、本当に挿入するだけでした。
お互いを抱き合って、交わっていることを確認しました。
お互いに相手の匂いを愛しく感じながら、幸せな時間でした。
でも・・・ほんの少し、愛欲がわいてしまったのは事実でした。
そしてこの日、私はリョウに初めてのことをさせたのでした。。。。
(つづく)
P.S.
忘れてはいけないことを、私は忘れていました。
些細なことだと思ってはいけないと、反省しています。
去年、リョウが『忘れたら許さない』と私にいったこと。
私も忘れることは無いと思っていたこと。
私は、リョウに指摘されて背中に汗をかきました。
いい加減に考えたことはありません。
でも・・・意識的に考えるのを遠ざけていた可能性は、否定できません。
きちんと記憶に、再度焼きこまれました。
最近、反省することばかりです。
ごめんなさい、リョウ。
P.S.2
予感が当たってしまったあなたへ。
(私の予想が外れていればいいのだけど・・・)
困っていたら相談に乗ります。
いつでもいいから連絡してください。
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