付き合い始めた頃のリョウの話はこの日記でも何回も触れています。
SEXに痛い、怖い、イヤだという悪いイメージしかない。
恥ずかしいという感覚が抜け落ちてしまっている。
性感帯がほとんど開発されていない。感じる場所がほとんどない。
これらのことが、私と付き合うようになって完全に変化した
というのは多分この長い長い日記を最初から辿ればわかるはずです。
性に対して肯定的で前向きな姿勢でいられることは更なる
開発をすすめるために大事なことだと思います。
リョウは、私と付き合いながら上の問題を少しずつ、そして
今では完全に克服したと言っても過言ではないと思います。
ただ、1つだけ。
今後の更なる一歩を踏み出すために必要なことがありました。
それは、イメージ、空想、妄想 という類のものです。
それは現実に体験をしなくても、頭の中でイメージを湧かせる事で
物事に対して前向きで、期待感を事前に生んでいくことです。
好奇心は新しいことを受け入れるための促進薬であることは
改めていうまでもないことでしょう。
リョウはやはりこのイメージングが苦手でした。
実際に経験してみたことを思い返して興奮状態になることは
今までも多々ありました。
でも、未経験なことに自分から好奇心を煽って、いろいろ試したい
と思う事は非常に稀でした。
しかし、リョウの性質は次第に変わってきています。
リョウは自ら様々なイメージを思い描くようになり、そして
それに自ら興奮するようになってきました。
(つづく)
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