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苦しむ顔と、逝く時の顔(その14)

顔面にリョウの局所が迫ってきました。
何をされるのか、私はわかっています。
でも、身動きは出来ませんでした。

鼻の上のところにリョウの入り口がぴったりと乗りました。

「匂い。嗅いで。」

私は止めていた息をふっと吐いて、そして匂いを嗅ぎました。
リョウは濡れていました。
私の反応をみて興奮していたのだと思います。
そして、リョウの愛液以外の匂いもしました。
先ほど下着を嗅いだ匂いよりもずっと濃いスペルマの匂いでした。
ほんの少し嗅いだだけで、すぐにそれとわかりました。

「やだ!やだやだやだ!!!」

私は上体を起こして必死に逃げようとしました。
リョウはがっしりと私の体をリョウ自身の体で押さえ込んで
私を決して解放しようとしませんでした。

「嗅ぎたいでしょう? すきでしょう?こういうの。」

リョウはまた私に覆いかぶさるように局所を押し付けてきました。

「嗅ぎなさい。いっぱい匂い嗅いで。」

有無を言わさぬ迫力でリョウはどうしても私に嗅がせる
つもりに見えました。

私は匂いを嗅いだらもうだめだと直感していました。
これを嗅いでしまったらもう逃げ出せなくなる。そういう直感が
働いていました。
リョウも恐らく同じことを考えていたのでしょう。
匂いを嗅がせてしまえば、私は完全に堕ちると確信していたのでしょう。

「嗅ぎなさい。」


(つづく)


苦しむ顔と、逝く時の顔 シリーズ一覧

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Break: 愚痴と落ち込み

愚痴を聞いてあげるのは、慣れているし平気なのですが。
落ち込んでいるのを引っ張り上げるのは結構難しいです。

勿論、落ち込む原因がはっきりしていれば、それを巧く
処理する事も可能なのでしょうが。
原因がはっきりしないもしくはそもそも原因もなく
落ち込むこともあるので難しいです。


特に、リョウの場合は落ち込む時に後付けの理由を
作ってしまうので本当に難しいです。




なんとか、うまい対処療法を見つけたいのですが。
リョウの玉に瑕は将にこれです。


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苦しむ顔と、逝く時の顔(その13)

リョウと寝た男の精液が付いた下着に私は舌先をつけました。
匂いと違って味は流石にほとんどわかりません。
ただ、そういう行為をさせられていることが、その屈辱感が
私をもっともっと深いところに落としていきました。

嫌だとか、悔しいとか、そういう感情が消えてとけてしまって
いました。

寧ろ、もっともっと匂いを嗅ぎたいと思いました。
もっともっと味を確かめたいと思いました。
もっともっとリョウに責められたいと思いました。


そんな私の気持ちをリョウは察知したのでしょうか。
リョウは下着を私の顔から剥ぎ取ると、ゆっくりと私の前に
立ちはだかり、そして今度は自分の局所を私の顔面に近づけ
てきました。


もう、同じじゃないかと思う方も多いのでしょうが。
下着で間接的にというのとリョウの局所を直接にというのは
やはり根本的に何かが違います。

リョウのあそこには私以外のペニスが入っていたのです。
そして、リョウはそこを私に今こうして舐めさせようとしている
のです。

一瞬で正気に戻った私は、やはり大声を出して逃げようとしました。
抵抗は無駄だということは、わかっていました。

でも、逃げないではいられませんでした。
そして、また、先ほどと同じようにリョウの凍てつく瞳に射抜かれて
私は小刻みに震えながら体を硬直させていきました。



(つづく)

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Break: 嵌るということ

一言でいえば変態行為と呼ばれるものに、どうして嵌ってしまう
のか私にもよくわかりません。
事実、私もリョウもお互いに出会うまではこうした行為を
好んでいたわけではありません。

寧ろ、軽蔑した気持ちで見ていたというのが正しいと思います。
勿論2人とも心のどこかでこうした行為に興味をもっていたとは
思うのですが。

でも、まさか自分達が袖に嵌るとはおもってもいませんでした。

多分嵌ってしまう理由は2つなのだと思います。
1つは、その逸脱した行為を2人だけで共有していること
もう1つは、逸脱することで自分の中の何かが壊れること
です。
そして、その壊れた状態がすごく精神的に気持ちいい
のです。

よく、「解放された」という言葉を使う人がいますが
私もその感覚に同意します。
抑圧がなんなのかは私にはわからないのですが、解放される
というその感覚はなんとなくわかります。

私の場合は、私自身が私に課している抑圧のような気がしています。
人によってその感じ方はちがうのではないでしょうか。


私にとっては、リョウはこの状態を作ることができる
唯一のパートナーです。
ありがたい存在だと思っています。


愛してる、リョウ。



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苦しむ顔と、逝く時の顔(その12)

過去にあの時ほどリョウの命令が絶対的に聞こえたことはありませんでした。
リョウの嗅ぎなさいという命令に私の思考は完全に停止してリョウのいいなり
になりました。

そして、顔の前に突き出されたリョウの下着の匂いを嗅ぎました。

もう何度も嗅いだリョウの愛液の匂い。
そしてそれ以上に強い男の匂いがしました。
私は、自分以外の男性のスペルマの匂いをはじめて嗅ぎました。

鼻から脳の奥にずんと刺激が着ました。
バラバラと崩れる理性、歪む視野。
正常の感覚が全て崩れ、経験したことの無い世界を
ふわふわと漂う気分でした。

昨晩リョウを犯した他の男のペニスから溢れ出た精液を
リョウの下着で嗅がされている。
その事実は私の尊厳の全てを壊し去りました。


もう、あの世にいるかのような気分でした。
何もかもが壊れる状態というのはこんなに気持ちいいものかと。

あれほどさっきまで感じていた嫌悪感がすっかり消えて
私は、自分をこんなに気持ちよくしてくれたリョウに感謝したい
ほどでした。

リョウは私が壊れたの確認して、そしてまたこう命令しました。

「舌をだして。今度は舐めてご覧」

私はきっとへらへら笑っていたと思います。
リョウの言うとおりに舌を伸ばしました。



(つづく)


苦しむ顔と、逝く時の顔 シリーズ一覧

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苦しむ顔と、逝く時の顔(その11)

「やだ!やだ!やだ!」

頭の中がぐちゃぐちゃでした。
必死に許してもらおうと思いました。

「許して。ごめんなさい。だめ。許して」

リョウはジッとにらみつけたままで、有無を言わせず力を入れました。

(本気なの? 本気でするつもりなの?)

私にはどうしても信じられませんでした。
私が嫌がればきっとリョウは許してくれるだろうと思っていたところも
ありました。

でも・・・リョウの意思は固いようです。
目が、冷たく見えました。

(だめなんだ・・許してくれないんだ・・)

私は絶望的な気持ちになりました。
ただただリョウの目を見つめたまま動かないで、いいえ、動けないで
いました。

リョウはもう一度ゆっくりと愛液と精液の匂いのする下着を
私の顔に近づけました。

「あぁ・・・」

私は声にならない声を上げました。もう、だめです。
私は呼吸を止めて体を硬くしました。

そのときリョウが強く冷たい声でこう命令しました。

「嗅ぎなさい。」



(つづく)


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苦しむ顔と、逝く時の顔(その10)

「あっち。寝そべっていいよ」

リョウはベッドを指差して、私に向こうにいくように指示しました。
私はフラフラの体で倒れこむようにベッドに寝そべりました。

リョウは着ていた服を脱ぎ捨てて、下着1枚になると
ゆっくりとベッドの上にあがってきました。
そして、私の服を脱がせるとじっと私の目を見つめました。

(これから、何が始まると思う?)

そんな楽しそうな目をしていました。

「SEXが終わった後ね。ちゃんと洗わなかったって教えたよね」

ゆっくりと見せ付けるように私の目の前で下着を脱ぎました。

「だからね。昨日SEXしたままなの。」

私はリョウがこれから何をしようとしているのか理解しました。
リョウは私が気が付いたのを知ると嬉しそうにその下着を私の顔に
近づけて来たのです。

「今、話しているうちに濡れちゃって。昨日の出てきてる。」

私は体が硬直してしまいました。
嫌だと思うのですが、リョウの目に縛られて体が動かないのです。
リョウは、下着の濡れているところを私の鼻に近づけました。

匂いがしました。
いつものリョウの愛液の匂い・・・だけではありませんでした。

(男の匂い!)

そう思った瞬間、私は体をそっくり返して逃げようとしました。

「やだ!!!」

リョウは、またあの目で睨み、私を硬直させました。









(つづく)


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苦しむ顔と、逝く時の顔(その9)

(逃げたい・・逃げたい・・だめ、危ない)

ほんの少しだけ時々沸き起こる理性が悲鳴をあげていました。
でも、そんな理性はリョウのあまりにも強烈な言葉責めに
吹き消されてしまっていました。

他の一切のことを考える余裕がなくなってしまうのです。
無理矢理リョウの話に集中させられてしまうのです。

理性がほぼ消えて、原始的な生物のような反応だけをみせるように
なりました。
事実、私はリョウの顔を美しいと思うことだけできるようになって
いました。それ以外は一切をリョウに完全にコントロールされて
いました。

拷問のような寝取られ責めは続き、とうとう最後になりました。


「うん。いつもね、大量にかけてくれる。
いっぱいいっぱい、口の中に出してもらうこともある。

 口の中で、精子を吐き出す時にペニスがうごめくのが、わかる。

 昨日はペニスを抜いてそのまま私のお腹に射精したの。」


「いくいくいくぅぅぅぅ。。いくぅぅ」

最後の大きな波が私を襲って、私はがっくりと壁に寄りかかり
ずるずると滑り落ちるように地面に寝そべってしまいました。

(ようやく・・・おわった。。。)

しかし、私に認識はあまったのです。
リョウの責めはこれからが本番でした。








(つづく)


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Break:1通のメール

私が忙しくてリョウに連絡がとれないことがありました。
その日は非常にタフな仕事をこなしていて、私の神経は
かなり逆立っていました。

リョウは私から連絡が無いために、かなり寂しがっていました。
でも、私が忙しいから仕方ないと、彼女は彼女の仕事をずっと
していました。

私は、朝にリョウに出したメールの返事を見ようと夜に
メールをチェックしました。
でも、リョウから返事はありませんでした。

私はものすごくリョウからのメールを楽しみにしていました。
内容なんかどうでもいい、彼女からメールが来ていること
だけが、この逆立った気持ちを収める最高の薬だと思って
いたからです。


リョウの事情を聞いて、確かにリョウ自身は自分の気持ちを
押さえるので精一杯で、私を励ますどころではなかったことが
後でわかりました。

私の事情を聞いてリョウは、どうして自分のことだけ考えて
いないで、自分からメールをうつことをしなかったのか後悔
していました。



2人とも悪意はなかったのに、どうしてこううまくいかない
日というのはあるのでしょうか。

もう一言。そう、いつももう少しだけ相手を思っていれば
相手を思う余裕があればこういうことにはならなかったはずです。


私たちもまだまだです。




この前はごめんね。リョウ。
愛してる。

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苦しむ顔と、逝く時の顔(その8)

何度、寝取られ逝きをしたことでしょうか。
何度、ふらついてリョウに支えられたことでしょうか。

瞳がふっとひっくり返って、倒れそうになったのを
これほど経験したことは人生でもありませんでした。
体が勝手にガクガクと反応して、制御が利かなくなったこと
もありませんでした。

頭に血が上って目も耳も何か膜でも張ったかのように
よく聞こえない状態になっていました。
体に与えられる刺激は、リョウが時折触る乳首からに
よるものだけです。
にもかかわらずこんなに強く感じる事もありませんでした。

私は本当に立っていられなくなりました。

「リョウ、おねがい。。すわらせて。」

「だめ。まだ。」

リョウは昨晩のKBとのSEXをどうしても最後まで聞かせる
つもりのようでした。

つらいのです、本当に。
無理矢理、何度も何度も逝かされてしまうのも辛いのです。

もう嫌だと体が思っても、危険信号を出しているのも
わかっていてもマゾの気持ちが勝手に反応してしまうのです。
無理矢理逝ってしまうのです。

リョウは後になってそのときの私の様子をこんな風に
表現していました。

「苦しむ顔と、逝く時の顔が同じ」

と。
苦しみの絶頂こそが快楽の絶頂でもありました。
気持ちよさの絶頂こそが地獄の苦悩の極限でもありました。








(つづく)


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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