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エスカレーション(その21)

「何回目?」

「6回・・・」

リョウはローションを手に取りそして無造作に私のアナルに
指を突っ込みました。

「ほら、お○んちん、入ったよ。堅いお○んちん入ったよ。」

私のイメージの中ではリョウにペニスが生えていてそれを何度も
何度も出し入れされている感覚でした。そういう風にリョウは仕向けたのです。

「うあぁぁ・・・・・・・・」

リョウの指の動きにあわせてうめき声が漏れてしまいました。

「すごい格好だね。口の中に靴下つっこんで。
 ほーら、うれしいでしょう。ねえ。」


私はここで体の異変を感じていました。
連続で逝っているとどうしても体の中の筋肉が緊張しっぱなしになり
それが辛くてしかたなくなってしまうのです。

私が苦悶の表情をしているのを見て、リョウは手を休めました。
呼吸も少し辛くなり、私は口からリョウの靴下を吐き出して
しまいました。

リョウはほんの少しだけ私を休ませてくれました。
でも、それはほんの数十秒でした。

私が口から吐き出した靴下を、リョウは足で拾い上げて、そして
また私の顔に近づけました。
私が口を開けると、「だめ」と一言いってそして匂いをかがせました。

「どんな匂い?」

「いい・・頭の中が・・こわれる・・・」

リョウはまた靴下を口の中につっこんで、再度愛撫を開始しました。


(つづく)


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エスカレーション(その20)

「何回逝ったの?」

リョウの質問に私は答えることができませんでした。
段々、逝き方が深くなっていました。その分身動きができない時間も
増えてきている感じでした。

「こうやって、何度も何度も何度も逝かされて。 奴隷じゃない
 とできないよね? アナル奴隷だからこうやって感じるんだもんね。」


アナル奴隷・・・リョウのこういう言葉がまた頭の中で反響して
そして、体が勝手に痙攣していきました。

「ほら、また気持ちよくなってきたでしょう?」

「ぁあ!! あぁぁあああ!、あぁあ!!!」

強烈な刺激を感じるたびに靴下を突っ込まれた口から嗚咽がもれました。

「口の中に何が入っているの?」

また、リョウは私に靴下を意識させました。
こうされると私は何度も逝ってしまうのを彼女は分っていました。

「くふした・・」

「誰の靴下?」

体が膨張するようなあの感覚が近づいてきました。

「ああ、だめ、いく、いくいくいくぅぅぅ」

この日6回目の絶頂でした。
5回目と6回目の間はほんの1分でした。


(つづく)


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Break: リョウの「抱いて」

最近のリョウの言葉の中で印象深かった言葉に「抱いて」がありました。

いろんなプレイをして楽しみ尽くした後にリョウがいった言葉です。
別れの時間までのほんの短い時間でしたが激しく求め合いました。

この日のことをリョウと話をメールでしていたら・・・

「私、やっぱり最後は抱いてほしい。
 責めたり、責められたりじゃなくて、抱き合って
 しっかり身体を重ねあって、それで今日を終わりにしたい。
 そう思う。」

なるほどと非常に良く気持ちが伝わってきました。

プレイは楽しいし、ストレスや欲求不満の発散には確かになります。
でも、やはり一番楽しくてそして欲しているものは愛情の確認です。

だからこそ、しっかり抱き合って交わって確認をしたい。
そういうリョウの気持ちは非常によくわかります。


愛情の背景があるからこそ、お互いに安心して身を任せて責めて
責められることができます。
でも、それだけで終わってしまわないようにしないといけないと
私も思います。短い時間でもいい。逢瀬の最後は必ず交わって愛情の
確認をする。そういう小さなことの積み重ねが大事だと思うのです。


リョウをこうして抱いたあと、やはり好きだという気持ちで
胸がいっぱいになります。何度も何度もキスしても足りない
気持ちのままいつも別れています。
だから、またリョウに会いたくて抱きたくて仕方なくなるのです。


愛してる、リョウ。
また、気持ちを確かめあいましょう。


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エスカレーション(その19)

「う・・ぁ・・・はぁぁああああ」

声にならず、喘ぎはビブラートをかけたように震えてしまいました。

「きもちいいねぇ・・もっともっと感じてごらん。」

リョウの囁きかける言葉は私の脳の奥にすっと届き、私の思考は
リョウの言葉でいっぱいいっぱいになりました。

「どこが、きもちいいのぉ?」

リョウは確かにペニスをしごいています。
でも、その感覚は全然感じないのです。
感じるのはアナルの奥のところ。ペニスの付け根にあたる体の内部。
体の中からペニスを愛撫されている、そういう感じでした。

「あ・・・あなるぅ・・・」

体がまた勝手に痙攣してしまいました。

「き・・きもちいい・・ああ・・だめぇぇぇ・・」

「きもちいいの。そう・・」

「いく・・いっちゃううぅぅぅ・・・」

がっくりと力を抜き私は5回目の絶頂を迎えました。

「また、逝ったの?」

4回目から5回目まで1分半かかっていませんでした。


(つづく)



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エスカレーション(その18)

「匂いもいいでしょう?その匂い嗅ぐとどんどん気持ちよくなるでしょう?」

リョウの言葉はまるで催眠術師の言葉のようでした。
私の感覚がまた嗅覚に集中してそしてリョウの靴下の匂いを大きく吸い込んで
そして脳を蕩けさせていきました。

「あ、あ、あ、あ・・・」

「ほーら、気持ちいいでしょう?」

「きもちいいぃぃ!!!」

逝くという言葉も言う暇も無く私は絶頂を迎えていました。
嗅覚はまさに頭の近くで感じます。だからこそこういうときには
あまりにも強く効くのです。

「もう、いっちゃったの?」

リョウが言うのも無理はありません。
3回目の絶頂からこの4回目の絶頂まで45秒もかかっていませんでした。

「何回逝ったか覚えてる?」

まだ、なんとか私は意識はありました。

「・・・4かい・・・です・・・」

「最短時間だね。こんな短い時間に。
 アナル奴隷でないとそんなに逝けないよ。」


リョウはローションを手に沢山つけてまた指をアナルにもどしました。

「また、アナルにつっこんであげる。」

ジンとする、ここちよい感覚がアナルの入り口から広がり
そして的確に前立腺を捉えて私をまた高みに登らせていきました。


(つづく)


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エスカレーション(その17)

「靴下の匂い嗅いで、すごくいやらしい顔をして。」

アナルがまた勝手に収縮を始めてリョウの指に絡みつきました。
腰が震えます。ガクガクと。
女性がGスポットを指で刺激されて、意識とは無関係に腰が蠢いて
しまう感覚が非常によくわかりました。勝手にいやらしい動きをして
しまうのです。

「もうだめです・・・いっちゃいます・・・」

「いいよ、逝っても」

「ああ、いくぅぅぅ!!・・ああ・・いくぅぅぅぅぅ・・」」

上半身をひくひくさせて私はこの日3回目の絶頂を迎えました。
2回目の絶頂から1分かかっていませんでした。
2回目の絶頂よりも深く感じました。リョウに後で聞いて分ったのですが
このときの絶頂はドライではなくウェット(射精を伴う絶頂)だったようです。

私はもう自分がドライで逝ったのかウェットで逝ったのか判別は
つきませんでした。ただ連続で逝かされることしかわかりませんでした

「まだまだ逝きたい?もう3回も逝ったよ。3回も逝って
まだ足りないの?」


リョウは既に4回目への愛撫を開始していました。
私はもう答えることすらできませんでした。
全身の感覚がペニスとアナルに集中してしまっていました。

リョウの手が前立腺を擦りました。

「うぉあああ!きもちいいいぃぃ」」

「そう、もっともっと逝っていいよ」

一体何回逝かされるのだろう?
意識が薄くなりながら私はぼんやり考えていました。


(つづく)



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Break: リョウにこそ

今回の逢瀬日記の主題はまさにこの連続逝きです。
男性の普通の射精を伴う絶頂ではまず有り得ない
ことなのですが、前立腺への刺激でドライオーガズム
を覚えれば可能になります。

昔に女性が逝った後に直ぐまた逝けるのをみてうら
やましいとおもったことが懐かしいです。
強く深く逝ってしまうと次の絶頂までは少し時間が
かかるのですが、普通に逝けばまた直ぐにでも逝ける
ようになります。

私に連続逝きをさせているときのリョウは本当に
楽しそうです。ある決まったツボがあってそこを
言葉や愛撫で刺激してあげると本当に何度も簡単に
逝ってしまうからだとおもいます。

是非・・・リョウをこういうふうに連続で逝かせて
あげたいと思います。この頃は交わりながらリョウを
絶頂に導くことはそんなに困難というわけではなく
なってきています。

クリトリスへの愛撫とPスポットへの確実な抽送が
できればリョウは大体絶頂を迎えることができるように
なりつつあります。もう、ほんの少しといったところで
しょうか。

少しずつ少しずつ開発を進めて状態や条件が少し
変わってもきちんとオーガズムを迎えられるようにして
あげたいです。

そして、この連載の中の私のような状態にリョウを
追い込んであげたいと思います。
それこそ、リョウが心から望んでいることでしょうから。

愛してる、リョウ。

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エスカレーション(その16)

「いいよ、いってごらん、変態。
 何度も逝きたいでしょう。いってごらん。」


体が腰ががくがく震えました。アナルの奥がギュッとしまり前立腺が
煮えたぎるようにあつくなり・・そして、私は果てました。
がっくりと力を抜く私にリョウは話しかけます。

「もう、2回目逝っちゃったの?」

リョウがこういうのも無理もありません。
1回目と2回目の間はたった1分半でした。
普通の男性のオーガズムでは絶対にありえない時間間隔です。
ドライオーガズムだからこそ、こんなに直ぐに次の絶頂を迎えることが
できたのです。

「もっともっと楽しもうね。まだ始まったばっかりだから。」

リョウは次の絶頂への愛撫を開始しました。

「アナルもすごい感じるようになったね。調教した甲斐があったね。
 成果がでていて嬉しいよ。ここにお○んちんつっこまれて喜ぶ
 アナル奴隷にしてあげようね。」


リョウはアナルに入っている指を出し入れしまるでペニスで犯しているか
のような動きをさせました。

(あ・・・きもちいい・・・犯されたい・・・)

私はリョウに犯される姿を思い出していました。
犯されたい。リョウのアナル奴隷になりたい。本気でそう思いました。

(つづく)


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エスカレーション(その15)

「もう、いっちゃったの? 全然でていないよ」

リョウはペニスから精液がでていないのを確認して私に言いました。

「アナルでいっちゃったね。ん・・まだまだ逝けそうだね。
 もっと逝かせてあげる。」


リョウは話をしながら1分程度私を絶頂から休ませてまた先ほどの愛撫を
繰り返しました。
ペニスへの刺激で勝手にアナルの奥が締まります。そして前立腺が熱く
煮えたぎって来て全身に優しく強い快感が響き始めます。

「気持ちいいでしょう?もっと行きたい
 アナル犯されて気持ちいいでしょう。


「あぁ・・・はい・・」

「ずっと、一週間履きっぱなしだった靴下、美味しいでしょう?」

「はい・・」

言葉の魔力でした。下半身への感覚ばかりに集中していたところで
リョウにこうして言葉で嬲られることで、意識が味覚と嗅覚に移動して
いきました。

(そうだ・・リョウの靴下だ・・ああ良い匂い・・幸せ・・)

緊張感がふっとほぐれてそして多幸感に包まれたところで
私はまた絶頂への曲線にのっていくのでした。

「そういうのすきなんだもんね、変態だから」

「はい・・あ、あ、あ、あ、いくいくいきます」

体の奥からぐっと持ち上げるような感じであの素敵な感覚が
全身に広がっていきました。


(つづく)


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エスカレーション(その14)

リョウは体勢を変えて私の腰の辺りに椅子を置き、腰掛ました。
リョウはペニスへの愛撫を変えました。
完全に勃起させた状態での亀頭責めから、亀頭と雁の部分を手で
包み込んで上下に動かすようにしました。
そして、前立腺付近を圧迫して同時にほんの少しだけ擦るように
愛撫し始めました。

「きもちいいでしょう?アナルきもちいい?」

この愛撫の仕方は本当に不思議です。
恐らく、ペニスの方が快感を感じているはずなのですが、私は
全ての快感がアナルの前立腺から引き起こされている感じがするのです。
ペニスへの刺激で、前立腺が敏感になってその感覚が全てを
支配するような感じがしました。

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、いく、いっちゃう。」

リョウが愛撫を変えて1分も経たないうちに私は絶頂への階段を登り
はじめていました。アナルの奥の方が勝手に締まっていきリョウの指の
動きをしっかりうけとめてしまいました。

「いっちゃう、いっちゃう、いっちゃう・・」

「いいよ、いいよ、いってごらん」

「いくうぅぅぅぅ!!!」

私は体を極度に緊張させて、そしてぐったりと力を抜きました。
射精は全く起きませんでした。アナルで感じた時に起きるドライ
オーガズムでした。


(つづく)



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  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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