リョウは覆いかぶさるように私の上に跨って、そして私の目をじっと
見つめました。
そして私の口に人差し指を入れ、私の舌を弄った後にぐいと口を開かせました。
そして、私の口の中に少し高い所から・・・そう、唾液を垂らしました。
「あッ・・・」舌先にリョウの体液を感じた瞬間。
私はとろけました。
飲み込む余裕などありませんでした。
体が完全に硬直して、思考が完全に停止しました。
口の中から全身にリョウが広がっていく感じがしました。
全身をリョウに犯されるような、そんな感じがしました。
リョウはまだ、じっと私を見つめていました。
そして、指をまた口の中に入れてかき回しました。
私はうれしくてリョウの指に舌を絡めました。
指を引き抜いたその後。
また、リョウが私の口の中に唾液を垂らしいれました。
「あぁぁ・・・・・・」この時の気持ちをどう表現していいのかわかりません。
自分の全てをリョウに支配されてしまった。そんな風に感じていました。
そして、その支配されるということの象徴こそが、こうして唾液を
与えられることのような気がしました。
至福の時間でした。
リョウに初めてを奪われた、いいえ、奪ってもらった少女の気持ち
そのものでした。
(つづく)
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