連載がこういう話の展開になってしまったので。
少しこの手の話題に触れたいと思います。
人と人との諍いのほとんどは、自分中心の考え方をどちらかが
あるいは双方がした時におきるものです。
だからこそ、相手のことを考えて話をしなさい ということを
子供のうちから習うわけです。
それを見習わないと人と一生諍いを起こし続けてしまうからです。
リョウは、これは本人も認めていることですが私に甘えています。
私にだけ、リョウは自分中心なことを話しかけてくることが多数
あります。
普段の彼女を見ている限り、そういうことはほとんどないのに。
私にだけはある意味遠慮をしないのです。
私だけはわかってくれる、私だけにはしゃべってもいい。
多分彼女はそう思っているのだと思います。
だから、悪意がないのです。
何か意図して私に自分勝手なことを喋っているわけではないのです。
藍は最後は理解してくれるから。 多分その考えでリョウは私に
気を使った言葉を話さないのだと思います。
私も、リョウのそういうところを嫌だと思いつつも許してしまう
ところがあります。
リョウに特別扱いを受けているということは、ある意味嬉しい
ことではあるからです。
であるがゆえに、こうしたことは何度も何度もおきてしまうのです。
いままでも2人の関係は少しずつ変わりよくなってきました。
残っている問題点は多分、これだけではないでしょうか。
そしてきっと、このこともいずれ2人で融和点を見つけるのでしょう。
それまで、当分は2人とももめそうです。
私はだんだんパターンがわかってきました。
短気を起こさないでゆっくりリョウと付き合っていきたいと思います。
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