ベッドの上でも基本姿勢は正座。
こういうことが、リョウ女王様の前では当たり前になっている。
当たり前になっている自分が嬉しい。
膝立ちになったリョウ女王様は、私の乳首を責める。
移動する時にほんの少し現実に戻り、覚めたマゾ心がまた一気に
マゾの世界に堕ちていく。
体中がびくびくと勝手に動いてしまう。
呼吸がつまる。そのままリョウ女王様の体に倒れこみたい
気持ちになるのを必死に耐える。
首につけたチェーンを引きながら、リョウ女王様は私の体を
撫で回す。気持ちよさに私はうっとりする。
わき腹、脚、腕、胸、のど、顔。優しくやさしくなでられる。
もちろん、この愛撫はその先の責めにつながるものだ。
「4つんばいになってごらん」おずおずと、4つんばいになるとリョウ女王様は尻から
アナル周辺をやさしく愛撫した。
腰が勝手に動いてしまう。同時に次に来る責めをどうしようもなく
期待してしまう
「ちょっと、そのまま待っていて」ペニスバンドを着けにいったに違いない。
4つんばいになったままで私の心は期待に打ち震えた。
こういう待ちの時間は、却って心をワクワクとさせる。
リョウ女王様の帰りをじっと待っていた。
(つづく)
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