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獣のように(その1)

その日は飢えていました。
リョウも私も。
お互いに抱きたくて、抱かれたくて。

2人にしては珍しいほど、あってすぐから発情しきっていました。
いつもであれば、今日の逢瀬ではHはしないかな?などと考えるのですが・・
この日はそんなこと考えもしませんでした。

リョウも私を求めているのがわかります。
私はそれを感じてもっともっとリョウを求めます。
まだ、手が触れているだけなのに。
まだ、キスもしていないのに。

ホテルに移動するまでの間、何を話していたのか覚えていません。
私はリョウを抱くことだけ考えていました。

欲しい、欲しい、欲しい。

獣のような目をしていたのではないでしょうか。
リョウの目も少し潤んでいたように記憶しています。

頂戴、頂戴、頂戴。

ほんの少しの時間でも無駄にしたくないような感じで
部屋に入るなり2人とも忙しく服をハンガーにかけます。

私は先にベッドにもぐりこみます。

「リョウ、早くおいで」


まだ冷たいシーツの中に、真っ白で何度見ても見ほれてしまう美しい
素裸の熱の塊がすぐに飛び込んできました。

「あぁ・・・」

私に抱きつくように腕を私の首に回して、リョウは喜びの小さな声をあげました。

(つづく)

20050129185849.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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