この日のリョウは残酷でした。
徹底的に私を責めるつもりでいたようです。
リョウは、私の乳首を噛むのをやめて、体を起こしフェラをはじめました。
沢山沢山唾をつけて、手で同時にしごきながら、袋の部分からアナルの場所まで
丁寧に唾をつけて、私をトロトロにしていきました。
そして、やさしく竿の部分への愛撫を追加して私をあっという間に絶頂に
導こうとしました。
まさか・・・このまま逝かせるだけじゃ・・ない・・??そんなことが一瞬頭をよぎりましたが、下半身がほわっと温まるような
優しい愛撫に思考はとけていきました。
「リョウ、あ・・あ・・いく・いく・・いくぅ!!」私はあらん限りの欲望をリョウの手の中で吐き出しました。
2度、3度全身が腰を軸に跳ね上がり私はぐったりと倒れこみました。
意識は少し混濁していました。乳首責め、亀頭責め、そして絶頂。
もう、体が休眠を求めているようでした。
しかし・・・先ほどの嫌な予感は的中したのでした。
痙攣をおこしながら果てた後も、リョウはやさしくやさしく私自身を
摩っていました。
精液を満遍なく私自身に塗り返すように。
そして、まだ興奮冷めない私自身の先端を優しく優しく愛撫していたのです。
絶頂の跡にほんの少しだけ感覚がなくなるタイミングがあります。
恐らく、神経がオーバーヒートして無感覚になってしまうのでしょう。
そして時間が経つにつれて感覚は急によみがえってきます。
逝った後すぐの時、あそこはとんでもなく敏感になっています。
リョウの本当の責めは、私がピンク色の世界をさまよっている間に
既に始まっていたのです。
(つづく)
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