リョウとは、こうした聖水の話は結構初期の段階から話題にはなっていました。しかし、こんなに早く実現するとは私もおもっていませんでした。
私が望んだ調教です。リョウにして欲しいとお願いした調教です。
私は、興奮と満足感でへらへらと笑ってしまっていました。
あっという間ではありましたが、私にとってはすごく長い時間の出来事のように感じました。
私が予想していたのは、ここまででした。
しかし、リョウはこれで終わらせるつもりは無かったようです。
当然のことですが、お風呂場のタイルは一面、聖水だらけです。リョウもタイルの上に立っているわけですから当然、自分の聖水は自分の足についてしまうのです。
リョウはわざと聖水の水溜りに足を差し入れて濡らしこんで、私の頭上にもって来ました。そして、私に見せ付けるようにしながら私の口の中に濡れた足指を差し込んできたのです。
(すごい・・・やるなぁ・・・) もし、客観的にこの様子をみている私がいたらきっとこう感じたことでしょう。
しかし、リョウの足のところで、だらしなくタイルに寝転んでいた私はそんなことを考える余裕はありませんでした。
口の中に差し込まれた指を一生懸命舐めて必死に綺麗にしていました。
口の中に差し込まれる指は親指から人差し指まで変えられて、最後は足の裏を舐めさせられました。右足の次には左足を。まったく同じ手順で私はリョウの足を舐め清めさせられました。
足を右足から左足に変えられたあたりで、私は完全に狂っていました。
にへらにへら笑い続け、幸福感に浸りまくっていました。
(こんな風にされたかったんだ。。。私。。)頬が熱くなり、自分が興奮状態にあることに気がつきました。
(つづく)
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