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リョウより  ~電流 (その2)

そして、とうとうその日、その時がやってきました。
今まで、遠い遠い、いつたどり着けるのかわからないほど遠い
夢のような出来事だったことが、現実になるのです。

言葉を発するのも困難だと思えるほどの、急激な快感の駆け上がり。
突然、私の中でイクための坂道を登り始めたのです。
ここまで来れば、イクのはほぼ確実ですし
上り詰めるのも時間の問題です。

(早く、藍に伝えなければ・・)

上手く働かない頭で、そう思いました。

「・・・・あ、あ、あ、あ、あ・・・イク・・
 ねぇ、イキそう・・・ねぇ・・」


必死で、藍にそのことを伝えました。

後ろで、少し驚いた声が聞こえた直後に
藍の動きが激しくなり、大きく声も部屋に響きました。

「イク・・イクよ、イクよ、イクいくいくいくいく、イク!!!」

どさっと、藍が倒れこみました。
本当は、そのまま交わっていたかったのですが
どうしても、不自由な体勢です。
私も藍に押されるようにして、前に倒れました。
二人の身体が離れます。

倒れこんだ後に、今起こった出来事が現実であるのか
思わず、確かめようとしました。
隣に寝転んだ藍の身体に触れました。
動かない重くなった自分自身の身体を、藍の方に移動させ
いつもの、私のポジションへと納まります。

荒い、息遣い。
汗が滴り落ちて、冷たくなったシーツ。
交わった後特有の、藍の匂い。

そして、笑い声。
嬉しそうな、藍の声。

藍の胸の辺りを、手を動かして
ここにいるのが藍だということ、藍の隣にいるのが私だということ
今、この瞬間を藍と一緒に過ごしたということを
無意識に確認しました。

目の辺りが熱くなって、藍に抱きつきました。
しがみついた、という方が適切かもしれません。

(つづく)


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リョウより  ~電流 シリーズ一覧

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リョウより  ~電流 (その1)

少し前のことになりますが、電マを使って一緒に初めてイケた日のことを
日記に書いておこうと思います。
私にとっては、人生で初めての出来事でした。
つい数ヶ月前までは、夢のまた夢、そう思っていたことだったのです。

私が自分で電マを使って、欲望を慰める時に
明らかに、指だけを使ってするのとは違うことがあります。
それは、私の体勢です。
どうしても仰向けで寝転んだ状態でしか、イクことが出来なかった私が
電マという、強力な助っ人を使う時だけは
立ったままの姿勢や、膝立ちの状態でイケるようになっていました。
というより、むしろ寝転んだままより、身体を起こした方がイキ易いのです。
何度も、何度も、そうやって遊んでいるうちに
私は電マさえ使えば、何度でも連続してイケるようになっていました。

そういう身体になったとは言え、しばらくは何の進展も無かったのですが
ある日、ビデオに見せ付ける、という行為から
膝立ちの私を、藍が後ろから羽交い絞めのようにして
交わることがあったのです。
それは、とにかく強烈な刺激でした。
イクところまではいかないものの、中の快感が強く
このままイケないのがもどかしい気持ちになりました。

きっかけは、あの体勢で交わったまま電マを使うとどうなるか、という
いたずらのような好奇心のような、そんなものでした。
それを思いついた時には、過去にこれ以上
SEXのことではしゃいだことは無いのでは無いかと思うほど
心が躍ってしまいました。
それが、今私達に見ることの出来る
「一緒にイク」というゴールへの、一番の近道として
目の前に現れたからです。

どういう状況で、同時にイクまでの過程を辿ったかは
過去の、藍の日記をご覧下さい。

(つづく)

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リョウより  ~~キスの数

藍が、私との行為をビデオに撮った感想の中に
「私達って、すごいキスが多いよね」というものがありました。
考えてみると、二人きりで会っている時のキスは
いつも、数え切れないほどの量だったのです。
会えば必ず、そこがどんな場所であれすぐにキスをし
別れ際には、どんなに人目につく場所でもキスをしてさよならをしていました。
藍は元々、人前でのキスは好きでは無かったようなのですが
私と付き合うようになって、変わったと言います。

私達の逢瀬はだいたい、デートか一日ホテルで過ごすかのどちらかなのですが
どんな形の逢瀬にしろ、他のカップルに比べて
断トツに多いのではないかと思われます。
デートをしている時のキスの数は、この世の人の数ほど。
ホテルにいる時のキスの数は、星の数ほど。

この年齢では普通あり得ないような、まるで高校生同士のような
キスの応酬。
駅のホームで。
デパートのエスカレーターで。
非常階段の踊り場で。
駐車場で。
昼間の公園で。
私達は、人目も気にせずキスで語り合います。

キスの数だけ、愛してると言いたい。
愛していると伝える手段が、まるでそれしかないのではないかと思えるほど
私は、藍の唇に、私の唇を重ねたい。

藍。今すぐ、キスをしよう。
藍。今すぐ、私に口付けをしてほしいの。
藍。私の、大好きな藍。
あなたの唇から、私の唇が離れなくなればいい。


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リョウより  ~~女王様の気持ち(5)

もう一つ、最近お気に入りの調教が「アナル責め」です。
変な性癖がある、というか、藍を奴隷として扱ううちに
今までは「藍に感じるようになってほしい」というだけでしたが
とうとう、アナルを犯すという行為に、欲情するようになってしまいました。

藍の中に私の指を差し入れ、喘ぎ声をあげる藍の様子に興奮し
私の腰にベルトで固定したそれを、藍の中に埋め込み犯すと
息が荒くなってくるのです。

先日の逢瀬の時の調教で、私が奴隷のアナルを犯す様子を
写真に収めたのも藍を恥ずかしがらせたい、ということに
加えて私自身が写真を撮ったり、見たりしたかったから
なのです。

どこからともなく、湧き上がってくる感情。
今はまだ激しい動きには痛みを訴えてしまう奴隷のアナルを
快感に震わせたくなるのです。


この頃になると、私は無口になり言葉で責めることもせず
本当なら感じることのできるはずの下半身に、意識を集中します。

「ああ、奴隷の体温を、奴隷の締まり具合を、奴隷の柔らかさを
 私自身で感じることができれば・・」と。

腰を振り、かき回し、本物の私のペニスで犯すことができれば
どんなにいいでしょう。
同時に射精をしたり、同時にイクことができたなら
何て幸せなのだとう、と思うのです。


そうやって私の精神状態もおかしくなると、快感に酔っている奴隷が
とてもかわいく思えてくるのです。

そういう時に、普段ならキスをするのでしょうが、この時の私は女王様です。
女王様は決して奴隷に口づけをしたりはしません。

女王様から奴隷への、愛情表現とでもいうのでしょうか。
ゆっくり顔を奴隷の顔に近づけ、眼をじっと見つめ
唾液を、奴隷のぽかんと開けた口に垂らすのです。

嬉しそうに一瞬輝く瞳に、にっこりと微笑みかけます。
奴隷の気持ちと、女王様である私の気持ちが
とろけ出し交じり合う気がするのです。

そして私はまた、腰を前後に使って奴隷を犯すのです。



言葉にするのは、とても難しいですね。
書きたいことが、上手く文章になりません。

期待はずれになってしまった方(藍を含めて)本当に申し訳ありません。


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リョウより  ~~女王様の気持ち(4)

足踏みや聖水プレイ等は、私が望む趣向ではなく奴隷が
望むプレイなのですがいくつか私が好む調教も、これとは
別に存在します。

その時の気持ちを書きたいと思います。


テーブルの足に、藍の手足をそれぞれ縛りつけ
亀頭責めをする時間。
それが、私が一番欲情する時間です。

どうしてでしょう?

ほとんど何も考えずに、ただ淡々と手を動かし
途切れ途切れに聞こえる藍の叫び声を
お気に入りの聴き慣れた曲を、BGMとして聴いているかのように聴き
ひたすら無意識に動かす手の動きを、まるで人事のように感じながら責める時間。

この、ぽかんと空いた空白の脳に、藍の叫び声が蓄積し
私の下半身に、熱い液体を抽出するのです。

「私もこうなりたい」と心のどこかで望んで
身体が反応しているわけではなさそうです。
藍にひどいことをしているという満足感が、私を濡らしているわけでもなさそうです。

それでは、どうしてなのでしょう?

残念ながら、答えはまだ見つかっていません。


(つづく)


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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