「じゃ、いくよ」オルガスタの電池ボックスとスイッチはリョウの細い
下着の腰の部分で押さえられていました。
ワンピースの上から触ると、スイッチが直ぐ分りました。
私はいきなり全開にしました。
ぐぃーーーーーん、という電子音が周りに響きわたりました。
その瞬間、ベンチの前を4~5人のサラリーマンと思われる
一団が私達の脇を通っていきました。
こんな不自然なところに2人ベンチで意味不明の行動を
とっているのですから当然じろじろ見られました。
(ばれちゃうかな???まずい?)でも、ここは野外です。
オルガスタを全開にしても、すれ違うだけではほとんどその音は
気にされることはありませんでした。
「リョウ、じゃ、いくよ」私が荷物を整理して立ち上がろうとすると、リョウが止めました。
「振動、弱くして。お願い」流石に一気に全開じゃ辛すぎなのかな?と思っていたら
リョウが言うことは待ったく逆でした。
「刺激が強いままだと慣れてしまって、いざ逝きたいと思っても
いけなくなってしまう。だから、こうして歩く時は出来るだけ
弱い刺激でずっと感じていたい。
そうしていれば、いきたいと思った時に刺激を強くすることで
一気に逝ける」
というのです。
普段からバイブを入れて生活をすることが多くなったリョウは
既に私の想像を超えている部分が多数あることがわかりました。
(つづく)
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