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リョウより  ~~雪の言葉(その5)~~

もう十分いじめたでしょう?と、藍が思うあたりで、一度手を止める。

いい加減違う責めをして欲しそうな、そんな藍の目の色を見て
私は、また楽しくなる。

「いいよ。気持ちよくなってごらん。
 ほら、感じて。ここが気持ちいいんでしょう?
 私に触られて、敏感になってるんでしょう?
 もっともっと、気持ちよくなれるよ。

 ね、いいでしょう。
 こうやって延々と乳首を責められるの、好きでしょう。
 やめて欲しいのに、それでもやめてくれないの。
 そういうのに、欲情するんでしょう?

 気持ちいいね。
 こんなに乳首をかたく勃起させて、ひたすらここだけを責め続けるの。
 楽しいね。 楽しい・・

 かわいい顔。こっちを見て。よく見せて。
 感じて、落ちて、狂って、壊れていく顔を私に見せて。

 ・・・・・・」



言葉は、おもしろいほど効果的だ。
藍を、崖から突き落とすように
心を、気持ちを、精神を、見事に一気に落とすことができる。


「言葉は、降り積もらせることのできる雪のようだ」と思う。
雪は、少量だと決して積もってはいかないが
大量に、延々と降り続けると、融けることなく積もっていく。

言葉も、少量だと大した効果は無いが
大量に降らせることで、その姿すら変えて見えるように。
積もった雪が、元々降ってきたものとは
全く別物であるように見えるのと同じように。

言葉の雪は、藍の上に容赦なく降り積もる。

永遠に、雪の夜が続くかと思われるように、私は言葉を吐き出し
藍への責めも続いていく。


(つづく)

20061124.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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