(
まるで、処女と交わる時みたいだ。)
無抵抗に目を閉じているリョウの体を開きながら私は
そう思いました。いつもなら交わる時にはリョウの体は
興奮しきった状態だからです。
唾液を沢山自分自身に付けて、ゆっくりリョウの体を割って
いきました。リョウはほんの少しだけ反応しました。
二人とも呼吸を荒げることも無く静かに静かに交わりを
深めていきました。
こんなSEXは何年ぶりでしょう?
リョウと初めて交わった時ですらこんな感じではなかったと
思います。こんな静かな交わりの経験はほとんどありません。
リョウの体の中で、私自身は不思議と勃起状態を維持していました。
時折、中で私自身が動くと、リョウがピクリと反応します。
ピク。ピク。ピク。。
少しだけ故意的に動かし始めるとリョウの頬が次第に熱くなって
いくのがわかりました。私達は正上位で交わったまましっかりと
抱きしめあったままの状態でした。
ゆっくり、本当にゆっくり私は動き始めました。
リョウの呼吸が少しずつ速くなり、そして次第に吐息をつき始めました。
リョウの体の興奮は次第に私を溶かしていきました。
少しずつ少しずつ、私はリョウの体の中を往復し始めました。
そして、リョウの膣の最奥に届いた時・・・
「あ、あっ!」この日初めてリョウがもらした喘ぎ声でした。
(つづく)
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