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苦しむ顔と、逝く時の顔(その8)

何度、寝取られ逝きをしたことでしょうか。
何度、ふらついてリョウに支えられたことでしょうか。

瞳がふっとひっくり返って、倒れそうになったのを
これほど経験したことは人生でもありませんでした。
体が勝手にガクガクと反応して、制御が利かなくなったこと
もありませんでした。

頭に血が上って目も耳も何か膜でも張ったかのように
よく聞こえない状態になっていました。
体に与えられる刺激は、リョウが時折触る乳首からに
よるものだけです。
にもかかわらずこんなに強く感じる事もありませんでした。

私は本当に立っていられなくなりました。

「リョウ、おねがい。。すわらせて。」

「だめ。まだ。」

リョウは昨晩のKBとのSEXをどうしても最後まで聞かせる
つもりのようでした。

つらいのです、本当に。
無理矢理、何度も何度も逝かされてしまうのも辛いのです。

もう嫌だと体が思っても、危険信号を出しているのも
わかっていてもマゾの気持ちが勝手に反応してしまうのです。
無理矢理逝ってしまうのです。

リョウは後になってそのときの私の様子をこんな風に
表現していました。

「苦しむ顔と、逝く時の顔が同じ」

と。
苦しみの絶頂こそが快楽の絶頂でもありました。
気持ちよさの絶頂こそが地獄の苦悩の極限でもありました。








(つづく)


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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