リョウからのメールは、こうでした。
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「昨日の夜、藍が望むことをしてきたよ。
わたし自ら誘って、自ら肌に触れて、口に含んで
上に跨って、腰を振ったんだよ。
長い時間、交わってた。
その間ずっと、わたしの中に入ってた。
2人とも夢中で、抱き合った。
もっと知りたい?
知りたいなら、教えてあげる。
後で、ね。」
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ひょっとしたら、と思っていた私の気持ちは無残にも
引きちぎられました。
「ああ・・・」私は頭を抱え込みました。
なかなか、現実として受け止められませんでした。
読みたくないのに何度もリョウのメールを読み直して
しまいます。そして現実として受け入れはじめると
私は猛烈に嫉妬し、同時に興奮するのをとめられませんでした。
リョウは、きっと私がこうなるのをわかっていて
次のメールを出して置いたようです。
彼女の気持ちにも残虐なサディストの本性が沸き起こって
きているようでした。
(つづく)
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