次の日。
リョウとはメールのやり取りをしながら、昨日のことを
私が少しずつ聞き出すことになりました。
質問をするのは拷問の地獄であり同時に狂気の天国でもありました。
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「本当は、リョウのこういうの見たい。
自分の目の前でリョウはどうなるか知りたい。。」
「藍の前とは、違うよ。
明らかに、違う。」
「他の男の前でリョウはどうなるのだろう?」
「見たい?
いっぱい、乱れてる方がいい?
藍に抱かれてるより、狂ってる方がいい?」
「やっぱり・・・
当たり前だけど、濡れるんだよね。。。」
「昨日は濡れたよ。
わたしが、してほしいようにしてもらったから。
何も考えずに、欲望に任せたから。」
「声も同じなのかな。。」
「違うよ。でも、喘いだよ。」
「あんなふうに乱れるのかな。」
「想像してみて。」
「抱きついたりもするんだよね。
当たり前だけど。」
「座ってる上にわたしが乗っかる形で、手を背中に回して
それでずっと交わってたの。」リョウの言葉の1つ1つが、私の心にナイフとなって刺さりました。
血をだらだら流しながらも、私の心臓の鼓動は却って早くなりました。
(つづく)
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