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明かりをおとして(その10)

どうしても、このブリッジの体勢に私はなれていません。
リョウの膣にペニスを握られているような錯覚がして
それほど気持ちよいのですが、どうもうまく体が
動かないのです。

姿勢に無理があるようです。

「ごめん。まっすぐ入れるね」

「うん。」

リョウはすぐにわかってくれて嫌な顔1つしないで
体位を正上位に変えてくれました。

このときまでにかなり長い間私たちは交わっていました。
少し疲れたな、と感じるときには1時間程度余裕で
交わっていることが多いです。

やはりそのくらい交わっているとどうしても、私のほうが
我慢できなくなってきてしまいます。

「リョウ、そろそろ」

「うん、きて。」

私は正上位で一気にラストスパートをかけました。
リョウは私の背中を。
私はリョウの背中を。
強く抱きしめて体をぴったりとあわせて
抱きしめ合って最後を向かえようとしました。

「リョウ、愛してる」

「藍、愛してる」

声も切れ切れに私は絶頂に向かって走りだしました。

(つづく)


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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