リョウは私の体の上から、ベッドに倒れこむことすらできませんでした。
全身が完全に緩和して、筋肉に力が入らない状態でした。
彼女は、一方的に自分が責められたのは少し悔しかったようです。
私を愛撫してイカせたかったらしいのです。
でも、全く体が動かなくて何もできなかった、後でこの時を振り返って
言っていました。
もう十分SEXを堪能した二人は、お互いの呼吸を聞きながら
ただ抱きしめあって、静かに寝ていました。
あまり永くできない逢瀬。
そろそろ、終わりの時間が迫ってきました。
リョウは自由が利かない体を無理に使って、私を愛撫し始めました。
「藍の匂いがする・・」そんなことを言いながら、私を舌で、唇で、手で、愛撫していきます。
もう、すでに1回イッてしまっている私は
なかなか、2度目の射精をすることは無いだろう
タイムオーバーが先だろうと、私はたかをくくっていました。
でも・・・やはりリョウは天才です。
7分でイカかされてしまいました。
もう、精は先ほど出し尽くしているので、完全に空砲でした。
自分でやったって無理なのに・・・
リョウは恐ろしいくらい、私の体を知り尽くしています。
別れ際、少し迷ったのですが、やはりリョウのクリを大きくして
リョウを抱きしめながら、思い切りつねりました。
「今日は痛くしないんじゃなかったの?」微笑みながら言うリョウに、私はこう答えました。
「痛くされるのがわかっているのに、リョウが逃げなかったから」リョウは、優しく微笑み返しました。
最後の最後まで、楽しい会話。
ようやく最近できるようになった、大人の会話。
私は嬉しくて仕方ありません。
愛してるリョウ。心から。
本当にありがとう。素敵な逢瀬をありがとう。
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