本当に数ヶ月ぶり、いえ1年ぶりぐらいでしょうか、過去の日記を読んでみました。
リョウと付き合い始めてから結構経ってこの日記を書き始めたのですが、それにしても2人の関係があまりにも変わっていてびっくりします。
日記を書き始めた頃の私達は、覚えたての快感をひたすら貪りあっているように見えます。
不安や期待を織り交ぜながら、それでも突き動かされるものに背中を押されてただただ走り続けていたように見えます。
事実、過去の私は良く焦りを感じていました。
リョウの体の開発や、心の開発が思うように進まず(当時は調教などと呼んでいました)無理を言ってリョウを困らせたり、立ち止まらせたりしていました。
ほんの少しの間の別離も辛く、この頃のリョウはひたすら寂しさと戦っていたように思われます。
あの頃と今を比べると、変わったところも変わっていないところもあって不思議な気分になります。
変わっていないことの典型は、お互いがお互いをより深く知りたいと思うこと。
変わったことの典型は、焦りが消えたこと、何事にも余裕が少しできたこと。
日記を残していると、こういうことに気がつく利点があるのですね。
書き始めた当初は考えもしなかったことです。
そうそう、もう1つ変わったことがあります。
最近、気がついたことですが。
リョウのお化粧と、ファッションが変わってきました。
そしてそれを評価する私の目も変わってきました。
リョウの今のお気に入りのファッションは、私のお気に入りでもあります。
でも、その服装はかつてリョウが好んでいたものでもなければ、私がかつて好んでいたものでもありません。
いつの間にか、2人とも気に入るようなものをリョウは選ぶようになり、選んだものを2人とも気に入るようになっていたのです。
私はこうした価値観の融合を愛してやみません。
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