もっとほしい。もっとリョウを感じたい。
世界に入ってしまっている私はリョウをもっともっと感じたいと思いました。
「においを嗅がせてください」私は、リョウにお願いをしていました。
リョウは私を見据えるような目でこう答えました。
「そうか、においを嗅ぎたいんだね」リョウは私の鼻に足の裏をこすりつけるように動かしてくれました。
私には、はっきりとしたことはいえませんが、リョウもまた私と同じようにあの世界に入ってしまっていたと思います。私が奴隷の世界を楽しんでいたようにリョウも同じように女王様の世界を楽しんでいたのだと思うのです。
自信があるわけではないのですが、リョウの眼つきが妖しい光を放っていたのを私は覚えています。それはいつもの彼女の優しい瞳ではなく、人を押さえつけ、人をひざまずかせ、人を傅かせるようなそんな力のある眼光でした。
リョウの足の匂いを鼻腔いっぱいに嗅いで私はまた幸福感に浸っていました。現実から遠く離れた天国にいるかのような状態が続きました。
(あれ?、愛撫が変わった。。)私はリョウの亀頭責めがさらに弱くなったのを感じました。
いえ、それはもはや亀頭責めではありませんでした。
私を絶頂に導くための「逝かせる愛撫」でした。
既に、1時間以上に及ぶ愛撫を受け続けていることもあり、絶頂にたどり着くまでにほとんど時間はかかりませんでした。
「あ・・いっちゃう、きもちいい、いく、いくいくいくいくいくぅ~~!!!」あっという間でした。
快感に耐え抜いてきた私のペニスは、大噴火のようにスペルマを飛び散らせました。
私の顔まで届くほど大量に勢い良くあふれでました。
(まさか・・まさか。まさか!!)絶頂を迎える前後で、私は実は嫌な予感がしていたのです。
射精直後の責めをリョウは用意しているのではないかと。
射精直後は、亀頭部分は通常とは比べ物にならないくらい敏感になっているのです。そこにローションをたっぷりつけてゆっくりと亀頭責めをすると言葉では表現できないような地獄を体験することになるのです。
嫌な予感はあたりました。
私が射精をしている間も、リョウはゆっくりゆっくり亀頭部分を愛撫していました。
絶頂の直後1、2秒は感覚がなくなります。亀頭責めもなんでもなくなるタイミングがあるのです。
しかし、3、4秒後に感覚が戻ってくるのです。
この瞬間が本当の地獄なのです。
「うぎゃ!!!!むりむりむりむりだめぇ!!!!!」我慢など不可能でした。
私は足をばたつかせてリョウの手から逃れようと体全身を動かして体をねじって亀頭責めから逃れようとしました。リョウは執拗でした。私のペニスを握ったまま絶対離さずに、ねじった体の状態のまま亀頭責めを続けようとするのです。
「だめだめだめ、むり、だめ。ゆるしてぇ。。。。」うつ伏せの状態のままリョウは亀頭責めを続けました。
気持ちが悪くなるほどとんでもない快感でした。
それは地獄そのものの責めでした。
(つづく)
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