「よくがんばったね。」リョウはにこやかに笑いながら私に話しかけました。
「ご褒美をあげよう。」リョウは、私の首から首輪をはずし自分についてくるように指示しました。
何が始まるのか・・・私は少し予期することがありました。
しかし、この直前の亀頭責め、直後責めのダメージが体と頭に効いていてあまり深くものを考えることができないでいました。
リョウは、お風呂場に移動して行きました。
私はふらふらしながらリョウに続いてお風呂場に入ります。
何をされるのかな?と考えていたとたんにリョウの鋭い声が。
「視線が高い!」(しまった) 私は慌てて風呂場のタイルに正座になりました。命令する方の立場の人間をきちんと理解しているリョウの言動は、あまりにも見事で私は全く嫌悪感を感じませんでした。
少しの間にリョウは、女王様としての基本をかなり身につけている様子でした。
正座になった私は、リョウの気迫に押されるようにしてこういいました。
「リョウ様。調教の続きをお願いします」自分でも、こうした言葉が普通に出てくるのがすごく不思議でした。
でも、この正座させられてリョウに上から見下ろされると何故か頭を下げてお願いをしなくてはならないような気分になってしまったのです。
「どうやってほしい」ああ・・・とうとう・・・ 私は心の中で叫んでいました。先ほど考えていたとおりのことが今まさに進行しようとしているのです。私は心臓の鼓動が早くなるのを感じました。
「リョウ様が一番したいように。」リョウは迷いも無くすぐに命令しました。
「ここに、寝なさい」(つづく)
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