出会った頃のリョウと今のリョウ。
私は良く比べます。
時間を経ても美しいままのリョウは、中身は別人のように変わりました。
恋愛のこと、SEXのこと。
まるで、高校生のように男性との付き合い方、愛し方を知らないでいた彼女は
いつの間にか私と歩調を合わせて、大人の女性としての愛し方を身につけていました。
つい最近の会話です。
「藍なら、こう言われたい、こうされたいって言うと思って。」
その時していた話は、他愛ないものだったのですが私はドキリとしました。
どうしても、主語が自分自身になっていたリョウの思考が変わってきた気がします。
優しい女になってきた・・・そう思えるのです。
彼女自身もこんなことを言っていました。
「昔、藍が話している言葉の意味がわからないことが多かったの」
「わからなくても、うんうんって聞くしかなかった。」
「でもね、少しづつだけど意味がわかるようになってきたみたい。」
付き合い始めてからいろいろなことがありました。
私は、この恋愛に溺れたいとは思いませんでしたし、今でもこれからも溺れるつもりはありません。
そしてそれが正解だと思います。
どんなに激しく求め合い、どんなに激しく悲しみ、どんなに激しく恋焦がれても
終わってしまえば恋愛はおしまいなのです。
続かなくては何の意味もないのです。
ほんの少しの我慢とほんの少しの努力と、そしていっぱいの愛情で
ひたすら相手を思いやるしかない・・・それが私が出した結論です。
ずっとリョウを包んで生きていきたいです。
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