天気が良くて気持ちよい日が続いたこともあり
ある晴天の日に、デートにでかけました。
それほど長い時間ではなかったのですが、いつもよりも
沢山の会話をしました。
最近の会話は、話し手と聞き手がはっきりとすることが
多いような気がします。
そのほうが自分の気持ちや考えをきちんと述べられるから
でしょうか。
私の都合のせいで、そろそろ別れる時間になりました。
この日は少し遠出していたので電車の降りる駅が別々に
なる別れ方になりました。
一緒に乗る電車がプラットフォームに入る1分前。
リョウは私の手をとってプラットフォームの最後尾のほうへ
移動しようとしました。
「リョウ、もう電車くるよ。そこまで車両こないよ?」
リョウは私の話に耳を貸そうとしません。
人が途切れたところまで私の手を引くと、私に抱きついて
キスをしてきました。
あぁ・・・そうだったのか。。
今日は軽いキスしかしてなかったんだ。
私がリョウの腰をしっかり抱いてリョウの舌を抱きしめると
リョウは私の首に手を回してぎゅっと自分の体を私に押し付けて
きました。
愛してる。
愛しくてたまらない気持ちでリョウを見つめている中、電車が
すっと私たちの横をすり抜けてプラットフォームに入ってきました。
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