リョウはわざと足で私の口にタオルを押し込んでいました。
こうするほうが私が狂いやすくなるのを彼女はわかっているのです。
私は、彼女の掌の中で完全に踊らされていました。完全に狂わされていました。それは彼女が望んだものであって私が望んだものでもありました。
「こっちは、触って欲しい?」天国と地獄を往復して、半狂乱になっている私にリョウは問いかけてきました。
リョウの片方の手が睾丸から先のアナルのほうに愛撫を移していくのを感じました。
「いは・・・だめ、ゆるしてくらはい。」タオルを口にしたままで言葉になりませんでしたが、私は必死に首を振ってNGを出しました。
無理です。この強い刺激にアナルの刺激が入ったらとても耐えられるものではありません。リョウはわざとそれを狙っているのはわかるのですが、無理です。この状態では無理です。私はそう思いました。
しかし・・・リョウは私の意志は無視するように、ゆっくりと丁寧にアナル周辺を愛撫していきました。私の拒否感を少しずつ小さくするように丁寧にゆっくりと。
そもそも
「嫌」と答えた理由は、これ以上強い刺激になえられないというものだけで、痛いとか気持ち悪いとかそういう理由に起因しているわけではありませんでした。
私は次第次第にリョウにとかされ、侵食されていくのをどうしようもありませんでした。きもちいい・・本当にきもちいい愛撫でした。先ほどあれだけ嫌だといっていたのにほんの数分で私は全く逆のことをいっていました。
「いい・・・きもひいい・・いいでふ・・きもひいいでふ。」タオルをかみ締めながら私は喘いでしまいました。
リョウは、会心の笑みを口元に浮かべると、ゆっくりゆっくりと私のアナルに指を挿入していきました。
「いい・・・ああ・・・いい・・」アナルの入り口から少し奥までが痺れる様な快感に包まれました。
体の中から亀頭責めされているかのような感覚でした。
こんな気持ちよさがあるのだろうかと信じられないほどでした。
リョウは、亀頭責めをゆっくり開始しながら同時にアナルの前立腺を圧迫していきました。微かに指が動いているのがわかりました。決して出し入れするのではなく、亀頭責めにあわせて前立腺を圧迫するだけの愛撫でした。
「きもひいい・・きもひいい・・きもひいい・・・」私は体を硬直させて痙攣しながらまるで壊れたおもちゃのように繰り返し「きもちいい」を連呼するしかできませんでした。
(つづく)
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