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体を開いて(その1)

私はリョウの背中にぴったりと重なるようにくっついて
まどろんでいました。
ふと、意識が戻ると私の目の前には愛しい女性、リョウが
寄り添っています。

目が覚めた瞬間でこれほど幸せな時間は他にはないのでは
ないでしょうか。
私が目を覚ますと、リョウもすぐに感じ取って目を覚まし
ました。そのまま私はリョウの体に触れていました。

ゆっくりリョウのガウンに手を忍ばせて左手でリョウの
左胸を触り始めました。
同時に私の右手はリョウの腰骨を超えて大事なところを
探り当てて上からそっと触れました。

急に刺激をするような野暮なことはしたくありませんでした。
目覚めを悪くするような愛撫はリョウにとってだけでなく
私にとっても不愉快な気持ちを引き起こしてしまいます。

動いているか動いていないかわからないような
かすかな動きをずっとして、リョウの呼吸を乱さないように
ゆっくりと丁寧に、リョウの体を愛撫しました。


次第に体の緊張がほぐれて、リョウは自分で力を抜き
同時に体を開き始めました。本格的な愛撫を始めるタイミングが
訪れました。


(つづく)


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Break: まどろみの時間

短い連載でしたが、リョウも私も何故かこの日の
この出来事を良く覚えていました。
何もしていないのに何かすごく多くのことをしたような
そんな気もしています。

SEXをしないでも深く交わったこの充実感。
それは、交わりというものの本質を示しているのかも
しれません。

そのまま2人は静かに眠りました。
リョウに腕枕をしてそしてリョウの背中にぴったりと
体を寄せて抱きしめあって寝る感覚は、自分と
リョウの境がなくなってしまったかのような
そんな錯覚を引き起こしました。

まどろむ時間はほんの数分、十数分だったのでしょう。
でも、幸せで贅沢な時間は私たちにとっては長いものに
感じました。

この日交わりはまだ続きました。
表題を変えて続きを書きたいと思います。


愛してる、リョウ。
またあんなふうに交わりたい。

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ただ、抱き合って(その6)

じっと私を見つめて吐息を漏らすリョウをみて
私はもう十分満足した気分になってしまいました。

勿論、下半身は熱く煮えたぎっていてリョウの
中でぶちまけたいという気持ちはありました。
でも、何かが違う気がしたのです。

腰の動きを止めて私はまたリョウとぴったりと
体をあわせてそしてキスをしながら体の動きを
とめました。

リョウの心臓の音が響いてきます。
呼吸音が静かに私の呼吸音と重なり同調します。

「愛してる。リョウ」

「うん、愛してる。」

それだけで十分でした。

「いい?はずすよ」

リョウも私がどうしてSEXが始まったばかりで
体をはずすのか理由をわかってくれていました。
私は交わりを解くと、リョウを背後から抱きしめ
ました。
やはり呼吸を合わせて2人でそのまままどろみ
の世界に入っていきました。



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ただ、抱き合って(その5)

無理に快楽をむさぼりたくないと思いました。
もっともっとリョウを感じたい、愛したいとおもいました。
ゆっくり、ゆっくりとした抽送を断続的に繰り返しました。

リョウの手が私の背中をまさぐるのと同じように。
私はリョウの体の中を自分自身でまさぐりました。
弧を描くようにリョウの体をえぐると流石にたまらなくなって
リョウの甘い吐息が漏れました。

「あッ・・・」

私はリョウの脚を広げさせてもっともっと奥まで
固く大きくなった私自身を差し込んでいきました。

キスはもうすっかりディープキスになっていました。
体の上と下とでしっかりと交わっている感触を楽しみました。

(もっと、欲しい・・・)

もっと激しく交わりたい。その気持ちはありました。
でも、この雰囲気をこのままでいさせたい、そういう気持ちが
勝りました。


上半身を少しだけ起こして腰の脇の筋肉を収縮させて
リョウに深く抽送を繰り返し始めました。
回転を加えて犯し始めると、リョウの吐息はさらに
甘く色っぽさがにじみ出てきました。


(つづく)


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ただ、抱き合って(その4)

ポリネシアンセックスみたいだ。。
ふと、そんなことを考えていました。
キスをしながら、呼吸をしながら
ほんの少しだけ動く2人の体の動きで私達は
深く感じていました。

1つになっている感覚の気持ちよさ。
それだけでとろけてしまいそうでした。


ほんの少しだけ体を動かすと、リョウは優しく私の
背中と腰をなでてくれました。

(愛しい・・愛しい・・・)
リョウの顔中にキスの雨を降らせました。
唇、首筋、頬、額、まぶた。
愛しているという気持ちを全部こめてキスをして
そして2人で体の動きをあわせました。


決して強い快感がほしいわけではなく
2人で交わっていることを確認するための動き。

それはすごくエロティックで体と心の芯を
甘くとろけさせていきました。



(つづく)


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ただ、抱き合って(その3)

「アッ・・・ハァ・・・ん。。」

ぐっとリョウの膣の奥まで挿入される時に
リョウはまた感じて甘い吐息をもらしました。

全く体は動かしませんでした。
リョウと1つになっている感覚。
それだけで、私は大きな幸福感を感じていました。

それはリョウも同じだったのでしょう。
体を開き心を開ききった状態で私の背中を優しく
抱きしめてくれていました。


私は下半身が異常なほど興奮しきってきるのを
感じていました。
特に性感をかんじていたわけではないのに、私自身は
リョウの体の中ではちきれんばかりに膨らみきっていました。

多分、それをリョウも感じ取っているはずです。


リョウの首をぐっと両手で抱きしめながらキスをしました。
体は動かさずにリョウと舌を絡め唾液を交換しあいました。
ただそれだけで十分でした。

愛しさがこころの奥底から湧き上がってきました。



(つづく)


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Break: 連動

リョウが不安定になったときに、偶然私も不安定に
なったことがあります。
不安定というよりも不機嫌といったほうがよいのでしょうか?

長くつきあっている間には当然ですがそういう時もあります。

その時の私の不機嫌さ加減はかなりなものでした。
自分でも原因はいまだによく把握できていません。
単に虫の居所が悪かったのかもしれません。

リョウは、その様子を見て急に私のことを心配しだしました。
自分の事どころではない雰囲気を感じ取ったのでしょうか?
あるいは、リョウはそろそろ不機嫌さから抜け出るところ
だったのかもしれません。

とにかく、リョウはいままでの不機嫌さなどどこにいってしま
ったかのような感じになりました。

私はというと・・・
リョウが心配してくれたのが却って気にかかってしまって。
いらいらするどころではありませんでした。
やはり、リョウのことの方が気になるようです。

マイナス×マイナス=プラス

この不思議な式は2人の間にも成立していました。


愛してる、リョウ。
でも、もうお互い止めましょう。



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ただ、抱き合って(その2)

膝を突いてペニスを突き出す私に、リョウは少しだけ
首を起こして優しく舌を絡めました。
唇と舌先を使って丁寧に唾液を塗りたくりました。

女と男の行為としては確かにエロティックなものの
象徴なのですが・・・・
私たちにとっては、それは普通に頬をあわせるような
感覚のものでした。

(すごい。。きもちいい。。)

もっともっとリョウの天才的なテクニックで快感を
感じていたいとも思いました。
でも、今は何よりも交わりたい。1つになりたい。

私が腰を引くと、リョウはベッドの上で体の体勢を
するりと入れ替えました。
両足を広げて軽く膝を曲げてもっとも挿入しやすい
私を受け入れ易いように楽な体勢で待ち受けてくれました。

「ぅん・・・・ん・・」

リョウは挿入されるときに吐息をもらしました。
そして私達はしっかりと体を抱きしめあいました。


(つづく)


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ただ、抱き合って(その1)

ポリネシアンセックス。
随分前にリョウと試したことがありました。
アメリカポルノに見られるようなただ交尾して
ひたすら突きまくるSEXのアンチテーゼとして非常に
わかりやすいものでした。

私達2人の結論はシンプルでした。
「自然にそういうふうにすればいい。
 何かそういうことを目指してするものとは違う。」
神秘的な効用を宣伝する本やWEBページもあるようですが
2人で交わりたいという気持ちが深ければ普通にそういう
状態になるというのを私達は自覚していました。


会えない時間が長かったせいでしょうか?
久しぶりにベッドの上で抱き合った私達は
どうしても交わりたくなっていました。

それは、射精したいとかSEXしたいとかそういう
強い欲望に根ざすものではなくて。
むしろ1つになりたいという単純な思いでした。

抱き合って、キスをして。
キスをして、話をして
ベッドの上で戯れあって
キスをして、抱き合って。

「交わろう。」

「うん。」

2人共自然に交わりたいとおもっていました。
私が立ち上がってリョウの唇に私自身を近づけました。
既に固く大きくなっていた私自身はリョウの唇の唾液を
欲しがっていました。


(つづく)


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Break: 眠る

2人共、仕事が忙しくて睡眠不足で会うことがあります。
そうすると抱きしめあったまま眠りについてしまうことが
結構あるのです。

もったいないような。
でも、非常に贅沢なような。

まさに夢のような時間を2人共素裸で過ごすことがあります。

どちらかが目を覚ませば
やはり同じように相手側も目を覚まして。
一緒にいる時間を大切に思う憩いの時です。

布団の中でも
バスタブの中でも。

抱きしめあったままほんの少しの短いまどろみ。
2人共好きでたまらなくなっている時間のすごし方です。



愛してる、リョウ。
また会った時に腕の中で休ませてあげるね。


P.S.
明日からまた連載です。




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プロフィール

リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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