私はリョウの背中にぴったりと重なるようにくっついて
まどろんでいました。
ふと、意識が戻ると私の目の前には愛しい女性、リョウが
寄り添っています。
目が覚めた瞬間でこれほど幸せな時間は他にはないのでは
ないでしょうか。
私が目を覚ますと、リョウもすぐに感じ取って目を覚まし
ました。そのまま私はリョウの体に触れていました。
ゆっくりリョウのガウンに手を忍ばせて左手でリョウの
左胸を触り始めました。
同時に私の右手はリョウの腰骨を超えて大事なところを
探り当てて上からそっと触れました。
急に刺激をするような野暮なことはしたくありませんでした。
目覚めを悪くするような愛撫はリョウにとってだけでなく
私にとっても不愉快な気持ちを引き起こしてしまいます。
動いているか動いていないかわからないような
かすかな動きをずっとして、リョウの呼吸を乱さないように
ゆっくりと丁寧に、リョウの体を愛撫しました。
次第に体の緊張がほぐれて、リョウは自分で力を抜き
同時に体を開き始めました。本格的な愛撫を始めるタイミングが
訪れました。
(つづく)
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