横頬をぐりぐりとリョウ女王様に踏んでもらう。
侮蔑の言葉を沢山あびせられる。変態、変態と。
でも嬉しい。
そう、リョウ女王様の前だけで出せる私のマゾ性。
世界で1人だけ、私を理解してくれる女性。最愛の人。
首が痛くなるほどに踏みつけられても、心はもっともっとと
求めてしまう。
ベッドに座ったリョウ女王様が足を組む。
そして私をその目の前で正座させる。
「舐めたい? 私の足を舐めたいの?変態。」憧憬を感じるほどの美しい女性に侮蔑され、自分の変態性を
さらけ出させられる。この倒錯した快感を心の喜びをどう
表現したらいいのだろう。
私は平伏してお願いをして、リョウ女王様に足を舐めてよいと
いう許可をもらった。
どうしよう。一瞬迷った。
手を使っていいのだろうか。いけない気がする。
リョウ女王様は足を舐める事は許可しているけど触ることは
奴隷の私には許可していない。
舌先でゆっくりとリョウ女王様の組まれている左足の指先
から舐め始めた。
(つづく)
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