ふと、正気に戻る瞬間。
このとき、私はティッシュなどを持ち合わせていませんでした。
そして、リョウの手はすでにスペルマだらけです。
同時に私のペニスもスペルマがべっとりとついています。
リョウが手を少しでも使えば、着ている衣類のどこかを汚して
しまいます。
あ、困った・・・と思った瞬間のことでした。
リョウはしゃがんで、ペニスを口にくわえて綺麗にしはじめました。
私は、え?っと思ったのを記憶しています。
こういうときって、リョウはこういうことをしたろうか?と。
過去にこういうことはなかったような気がするのです。
後日、リョウに実際に聞いてみました。
リョウの答えは確かに私と同じでした。でもそれ以上でした。
「藍のペニスが、欲しくなった。
藍のペニスで、気持ちよくして欲しくなった。
藍の精液を、受け止めたい、全部欲しいって思った。
だから、かな。
舐めたいって、そう思ったのは。」リョウがこんなことを言葉にしたのは初めてのことのような
気がします。
(つづく)
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