「あ~、どうしよう。
今すぐ、藍が欲しい。」短いメールが私に届きました。
リョウに頼まれて、昔の日記のコピーを送ってあげた
その返事がこれでした。
愛撫をしてもなかなか火がつかないリョウなのに
何故か、火がついたときの記憶を呼び起こすとリョウは
一気に体に火がついてしまうようです。
私は、直ぐに返事をしました。
「電話してもいい?」「うん、待ってる」数コールで直ぐに電話にでるリョウ。
「準備したの?」私は意地悪く言いました。
そう、最近しなくなっていたのですが前はよくこうして
電話でリョウを逝かせてあげていました。
その時に使った道具は、そう、電マでした。
準備したの?とは、電マのことでした。
「うん。」消え入るような声でリョウは恥ずかしそうに返事をしました。
「かわいがってあげる。
かわいがって欲しいでしょう?」「いや・・・」でも、その返事は拒否の返事ではありませんでした。
(つづく)
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