リョウといろいろな話をしてきてようやく
判ってきたことがあります。
多分、ここのところBreakでもっとも多く取り上げて
いることなのではないでしょうか?
リョウと私の欲望に関する不思議な関係は
リョウは私を壊すことに快感を感じて
そのためになんでもしたいと思い
私はリョウに壊されることに快感を感じて
そのために何でもされたいと思う
というものなのだというのがようやく判ってきました。
なかなか、自分が当事者だと自分の気持ちを言葉に
するのは難しいものです。
この関係の面白いところは、リョウも私も欲望が
自分に向いていないことです。
お互いに相手に欲望が向いているのです。
自分が満足するには相手の反応が不可欠だということの
せいで私達は時折混乱します。
いったいどっちがしたいと思っていることなのか?と。
でも、どちらの欲望でもなければどちらの欲望でもあるのです。
世間一般のサディズムとマゾヒズムとの違いの根源は
この欲望が相手に向いていることなのかもしれません。
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