なんだかんだで、年越しが入ってしまって長いBreakが続きました。
連載を中断して結構時間がたってしまいましたね。
こちらの続きになります。
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ゆっくり話をしながら、リョウの興奮状態をなだめていきました。
リョウの性的ではない興奮状態が収まるにつれて、リョウは素直に
なっていきます。
誰しもそういうところというのを持っているものではありますが
リョウは顕著にうまくいっていないときに「嫌」という態度を私に
示すのです。
抱きしめて、背中を撫でて、首筋に触れるようにキスをして。
そこまできてやっとリョウの唇にキスをすることができました。
「もう、いいから」といって無理やり口をふさぐようなキスを受け入れてくれたら
楽なのにと時々思うこともあります。
でも、これがリョウなのですから。
リョウと付き合うにはこれしかありません。
キスまでできるようになると、かなり落ち着いた証拠です。
でも、リョウは一方的に受身です。
決して自分から愛情表現をしません。かたくなに受身の姿勢です。
「愛してるならキスして」私は思い切って言ってみました。
失敗することもあるのですが。このときは思い切って。
「いや」リョウは首を振って逃げます。
予想通りではありました。
でも、時にはしつこいほど拘ってみようと私は思いました。
「ううん、愛してるならキスして」 (つづく)
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