「はぁはァはァ、んはァ。んはんはァ・・」私のストロークが早くなるに従ってリョウの呼吸も乱れ同時に
早く短くなっていきました。
私は自分の体が熱くなるのを感じていました。
それは抽送の運動量からくるものだけではありませんでした。
終わりに、自分が近づいて一気に体が熱くなっているのです。
体から汗が噴出しました。
「あぁッ、あッ、あッ、あッ、あッ」泣き声に近い喘ぎ声がリョウの唇からもれ始めました。
私の腰の抽送のスピードが上がっていきます。
リョウも私の終わりが近いのを理解したようでした。
首に巻きつけた手に力が入っていきました。
「はァ、はァ、はァ、はァ、は」「あッ、あッ、あッ、あッ、あ」まるで呼吸をあわせたかのように2人の動きとリズムが一致しました。
そして、私もリョウも呼吸を止めて一気に動き始めました。
私は少しだけリョウから体を離してリョウの瞳を見つめました。
リョウも私の瞳を見つめています。
「あッ、あッ、あッ、あッ、ひぃ」私は上体を完全に起こしてリョウの足を大きく広げました。
終わりになる前に楽しみたい。思い切りリョウを犯したい。
私はそう思っていました。
(つづく)
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