リョウの愛撫は自然に始まります。
男性と違って女性には強い性衝動が最初にありきではないからでしょうか。
いたずらのような、偶然のような。そんな感じで愛撫が始まります。
だから、リョウがいつ私を愛撫する気になったのか
あるいは、いつから私は愛撫され始めたのか
それは良くわからないことが非常に多いように思います。
普通にリョウを抱きしめて寝ている間に上半身をやさしく撫でられて
気がつくと乳首を触られていました。
リョウ自身が
「私は、自分で自分の愛撫を経験できないのが残念」といっているように、蕩ける様な愛撫で私をやさしく堕としてしまいます。
といっても・・・
一時期のように、痛み等の強い刺激でマゾに堕とすのではなく
やさしく丁寧に快楽だけを送り込んでくるのです。
感覚が飽和してしまって何も感じなくなったりすることはありません。
快感自体がワンパターンで飽きてしまうこともありません。
強弱とポイントと愛撫の仕方を少しずつ変えて、人の感覚の慣れを
引き起こさないように愛撫するのです。
「う・・・くぅ・・・・あ・・・」私は自分がとろとろになってしまう様な感じに襲われました。
このまま自分がなくなってしまいそうなそんな全身に響く快楽を
リョウの指と舌先は送り込んできました。
(つづく)
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