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憧れの交わり(その12)

恐らく、2人の眠りは数分なのでしょう。
実際に測ったことはないのでわかりませんが。

でも、失神したように眠った2人にはそれが数時間そうしていたような
錯覚に襲われるのです。
先に目を覚ました私がピクリと動くと、同時にリョウも目をさまして
私達は目覚めのキスをしました。

リョウの顔のあちこちに私はキスをしました。
感じ喘ぎそして眠ったように静かになったリョウはまるで絵に描いた
貴婦人の美人画のように美しく見えました。

長い長いキスを交わして、抱きしめあい、愛し合いました。
何も考えられない状態で私にできることは、私の気持ちをリョウに
伝えるように唇を動かすことだけでした。

抱きしめあったままそのまま2人はまた休みました。
現実に戻る気はなかなかしませんでした。
このままずっと時間がたてばいいのに。

リョウの体から私のペニスが抜けそうになるのを感じました。
不自然に重なった状態が段々苦しくなってきました。

「横に・・いくね」

コクンとリョウはうなずきましたが、少し寂しそうでした。
私は体を話した後左手にリョウを抱きしめました。
そしてそのまま2人とも深い深い眠りに落ちていきました。


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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