「はぁ・・ん・・・はぁぁぁ・・・ん、はぁ・・・・」長い長い深呼吸をしながら私は宙を彷徨っていました。
やはり射精の感覚はありません。ドライオーガズムです。
リョウは愛撫を止めていました。
体から全ての力が抜けて、火照る体の熱さをようやく実感します。
(2回・・・連続でいっちゃたんだ・・・・・・
ああ、きもちいい・・・・・・
全然違う・・・・・・・・・
鋭くなくて柔らかい感じ・・・)思考回路が完全に止まった状態で、言葉にならない感覚だけの世界で
ぼんやりと余韻に浸っていました。
リョウは、そんな私を見ながらまた愛撫を再開していました。
私の感覚は完全にオーバーヒートをしていて愛撫を快感や刺激とは
受け止めていませんでした。
ぴちゃぴちゃぴちゃぴちゃ・・・・
はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・はぁ
前と同じようにローションをたっぷりつけたリョウの愛撫の音と
私の呼吸音が部屋に響きました。
私の呼吸は一度ペースを落としていきましたが、次第にまた
ペースをあげていくことになりました。
体の芯から、また甘美な感覚が沸き起こってきたのでした。
(つづく)
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