触る、摩る、撫でる、キスをする。
普段は性感帯とは思えないようなところでも、ゆっくり丁寧に
刺激していくと体がビクンと反応するような大きな快感を生み
出します。
魔法でもなんでもありません。体が興奮してくれば自然に体は
敏感になっていくのです。そのために必要な刺激は必ずしも
強いものばかりではないのです。
ゆっくりと2人のペースを合わせながら愛撫をしていくと
愛撫をする方も、される方も自然に行為を進め、受け入れる
ようになります。
そうなれば、頭の奥にある変な理性はいつの間にか消えて
相手と交わることだけを楽しむようになれます。
愛撫をする男性も、余計なことを考えている方きっと多いと
思います。そんなつまらないことを考えずにただただ相手の
反応にあわせて愛撫することだけに集中していると、まるで
相手の反応が自分の反応のように受け止められる時があります。
リョウの新しい性感帯の肩のさきやわき腹そして腰骨の先を
口に含みながら私はリョウの感覚を自分の感覚として楽しん
でいました。
(つづく)
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