お互いの放尿が終わったままでも私達は抱き合ったまま
キスをしていました。
舌先で相手の舌先の味を味わったり、唾液を交換して
味わってから飲み込んだり。
私の頭の奥はずっと痺れっぱなしでした。
リョウにこんなに翻弄されるのは本当に久しぶりでした。
「シャワー浴びよう」強めにシャワーをだしてお互いに掛け合いました。
少し汗をかいていたのでそれも流すために全身に浴びました。
「ね?、リョウ。今日はどうしたの?」私は思わずさっきから気になっていたことを聞きました。
「なんでもない」リョウは決してその理由を話そうとはしませんでした。
その後も何度もこの日のことを私はリョウに問いただしました。
何故、急にそんなことしようとしたのか。
何を思ってこういうことをしたのか。
リョウの答えはいつも同じでした。
「なんでもない」私にとっては白昼夢のような出来事でした。
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