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新たな性感帯(その2)

それは、ある日の逢瀬の最後の時のことでした。
もう、その日は別れなくてはならないことになり、私は
リョウと離れたくなくてベッドの上で名残のキスをしていました。

リョウとはありとあらゆるキスをします。
フレンチキス、ディープキス
舌先同士を触れ合わせるものから、舌を絡めるもの
これ以上ないようなバリエーションでリョウとはキスをしていました。

ここまではいつもと同じでした。
違ったのは私がリョウの口の中に舌を滑り込ませて
リョウの舌の奥のほうに触れた時でした。

深く、舌を絡ませたいと思ってリョウと私は口を大きく開けて
十字に重なるようにしてキスを貪っていました。
その時です。

リョウの体がピクリと震えたのです。
私はかまわずキスを続けました。
舌の奥のほうをくりくりと犯すようにキスしました。

ぴく、ぴく・・・びくびく・・

明らかに普段と違うリョウの反応でした。

(まさか・・・感じている?)

ふと、唇を離してリョウの表情をみると・・・
とろとろにとけきっている女の表情をリョウはしていました。

(キスで? いったどこで感じている?)

私はいろいろポイントを替えながらリョウの様子をみて
キスを続けました。

(つづく)


20060929.jpg



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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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