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苦しむ顔と、逝く時の顔(その15)

すっと大きく深呼吸をしました。
リョウの愛液の匂いに交じって、精液の匂いがしました。
リョウの目をみました。

(すごく・・・綺麗だ。リョウは綺麗だ)

リョウの目に強い意志とサディズムをみました。

(だめだ、まけてしまう。)

その時です。私の中で何かが化学反応を起こしました。
あれだけ嫌っていた精液の匂いが急に愛しいものに思えたのです。

リョウの中で放出された精液。私の物ではないスペルマ。
この世でもっともキライなもの、反吐が出そうになるようなものを
私はこの上なく好きなものとかん時手しまいました。
その匂いを嗅ぐことに惚とした喜びを感じてしまっていました。

「あぁ。。いい匂い。。」

私は何度も何度も匂いを嗅ぎました。
鼻腔の奥で蕩けるような快楽を感じました。

「舌、出して」

私は痴呆症のようにだらしなく顔を崩したままで、舌をだしました。
リョウはその下先に無理矢理、局所をおしつけてきました。

「そう、クリ舐めて」

リョウの小さいクリは興奮で勃起していました。
舌先にリョウの愛液の味がしました。

「じゃ、こっちも」

リョウは膣の入り口を私の舌先におしつけました。


(つづく)


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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