私はリョウの膣の中にまで舌を差し込んで愛液とスペルマを
舐めとりました。
顔中べちゃべちゃになりました。
呼吸も時々苦しくなるほど夢中になって嘗め尽くしました。
リョウは時折目を瞑って快感にひたりながら、私とじっと目を
あわせていました。
目と目で何を語ったのか。もう覚えていません。
でも、あの時私達は双方とも酷く興奮し狂っていたことは
事実でした。
リョウが体を私から離した時。
私は少し残念でした。もっともっと堕ちていたかったのです。
人生初のこの最高の堕ち方をもっと長く経験していたかったのです。
私はベッドの上でぐったりと横になりながら
もう、おわりか・・・と思った時でした。
「でね。まだ、続きがあるんだ。」リョウの言葉の最後に楽しそうな感じが残っていました。
え?と思う間も与えずに、リョウはデジカメをもってベッドに
上に乗っかってきたのです。
(何? なんなの??)「昨日ね。SEXしながら写真撮ったんだ。」とろとろになったところでのリョウの最後の追い打ちでした。
余りに予想外で固まってしまう。
本気で怖いと思いました。決して、見たくないと。
でも、この日のリョウは本当に素敵なほど残酷でした。
(つづく)
苦しむ顔と、逝く時の顔 シリーズ一覧
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