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なすがまま(その12)

前の日記の続きです。




リョウに開発してもらったおかげでアナルで逝ける様になった
私には時々呼吸を止めて小さく「気持ちいい」を連発し始めて
いる状態がどんな感じで、あとどのくらいで絶頂を迎えることが
できるのか、なんとなくわかりました。

「アァ・イイ・・イイ・・」

呼吸も絶え絶えにリョウの嬌声が続きました

「いい・・イイ・・アァ・・イイ・・」

両手でシーツを握り締めるようにして喘ぐリョウの姿を
私は本当に愛しく思いました。
腰を高く突き上げてブリッジ状になってリョウはとうとう
声を出さなくなりました。

数秒、ほんの数秒、静寂が続きます。
もう少し。そう、ここまでくればほんの少しのはずです。
でも、やはりこの姿勢は私に負担がかかりすぎました。


リョウは、今回は絶頂を迎えることができないのを
悟ったのでしょうか?

「藍。」

今までつぶっていた目を開いて両腕を私に差し出して
抱いて欲しいというジェスチャーを送りました。


(つづく)


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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