いつもより少し早目に愛撫を終わらせたのですが、これには少し訳がありました。
事前にリョウと話をして、この日は私がリョウに犯されることになっていたのです。
どういう話の流れでこうなったのかはよく覚えていないのですが、私はリョウに
「今度逢ったら犯してください、お願いします」と言わされた(笑)覚えがあります。
ですので・・少し休む間も無く、攻守入れ替えで仰向きに寝そべる私に、リョウの愛撫が始まりました。
リョウは、私の全身にキスをしました。
首筋、胸、脇、足先・・ありとあら揺るところを撫でられ、キスされ舐められ。。
私はいつの間にか全身が敏感になっていき、声を上げていました。
時には首が反リあがってしまう快感に襲われ、責められる喜びに浸っていました。
わざと私の性感帯の急所をはずしているのに、気が狂いそうになりました。
触って欲しい。私自身を愛撫して欲しい。イカせて欲しい。楽になりたい。
そう思っても、リョウの愛撫はゆっくりじっくり私を狂わせていくだけでした。
ようやく私自身に愛撫を始めても、その愛撫の仕方はまた私にとっては辛い愛撫でした。
ずっと舌、口、指先でなかなかイカせず、延々と快感だけを送ってくるタイプの愛撫です。
気持ちはどんどん昂っていくのに
あの腰から熱いものがこみ上げてくるような感じには、絶対してくれないのです。
そのうち唾でびしょびしょにした指を使って、私自身をなで上げ始めます。
これは、私をイカせるときの愛撫です。
(あ・・・あ・・いく感じ・・そう・・そう・・・もっと・・・)ようやく楽になれると思い、ギュッと体に力をいれると・・・
リョウはふっと愛撫のペースを緩めるのです。
1回2回くらいだといい刺激で、私も楽しめます。
でも、この日のリョウは徹底していました。
何度も何度も高みに上らされ、期待させては、ドンと突き落とすのです。
(ああ・・またイケない・・つらい・・・ゆるして・・・)(つづく)
P.S.
リョウにと話をしていて
「恋愛は、まだかもしれない。
でも、藍はあたしの初恋の人よ。
もっともっと、藍に
「あたしの初めての人」に、なってもらいたいの。」
と言われました。
今日は、幸せな気持ちで眠れそうです。
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