その日は、一緒にデートをしました。
今までデートというと普通の恋人同士のデートのほかには、どちらかと言えばリョウの野外露出写真を撮影するということが多かったように思います。
しかし、今はリョウと私の関係は少し変わっています。
ですので、おきるイベントも当然異なるものになります。
この日は少し遠出をしたので車ではなく電車を使うことにしました。
一緒に乗った電車は適度に混雑していました。
私達は違和感無く電車の入り口付近のコーナーを占有することができました。
コーナーは人の視線がいきにくいこともあり、ちょっとした死角になります。過去の私がそうしたように今のリョウは当たり前に私に責めを加えました。
ジャンバーのジッパーを下ろさせると、胸元に手をスッと忍ばせてきました。
私が、
えっ? と思う隙も無く、リョウは私の乳首を探り当てて先端を円を描くように愛撫します。
「え・・リョウ・・・」私が小声でリョウの耳に話しかけようとしたその瞬間。
ぎゅーっと乳首を指で潰されました。
シャツの上からで、ではあったのですが痛い程度だったので恐らく爪を立てたのだと思います。
「ん。。。くっ・・・」一瞬の強い痛みの跡にじわっと広がる快感。。。
快感が体に広がる少し前に、またリョウがギュッと力を入れました。
ガクガクと震える私の体。
体が勝手に動いてしまうのを必死にこらえながら私はこの責めを喜んで受け入れていました。これが、野外での調教の序章に過ぎないとは思いもしないで。
(つづく)
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