Love Letter

逢瀬の時にいつも思うことがあります。
それは、激しく交わった後の眠りについてです。

交わりが激しければ激しいほど
その後の眠りは深く愛しいものになります。
二人で呼吸を合わせながら一時の平穏を満喫する・・
それは本当に幸せな時間です。

ただ・・・
眠りは時間の進め方を早くしてしまうのです。
あっという間に短い逢瀬の時間を奪ってしまうのです。

いつも、私の脇でかわいらしく寝息を立てている
リョウを起こす時に躊躇してしまいます。
このまま、寝せてあげようか。
それとも、起こしてまた愛し合おうか。


もし、眠りの中で２人とも必ず愛し合えるのであれば
私は迷わずリョウをそのま寝かせてあげて
自分も一緒に眠りにつくことでしょう。

一緒の時間がもっともっと欲しい。
そう思わずにはいられません。