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美しい獣の姿(その6)

リョウは少し眉を曇らせました。
やはりリョウが騎乗位の体勢で交わったまま、私に放尿させた
かったようです。
もちろん、私にはリョウがなんでそんなことに拘っているのか
皆目検討もつきませんでしたが。

リョウは頷くと、自分からベッドに寝転び体を広げました。
私は促されるまま正常位で挿入してリョウとだきあいました。

そのままの体勢でじっと放尿のタイミングをまちました。
数年前に、リョウとお風呂場で戯れながらリョウと交わったままで
リョウの体内に放尿をしたことがありました。

完全に勃起した状態でしかもリョウの体内に吐き出すその感覚は
あまりも精神的なタブーを犯すものであると同時に、肉体的に
非常に甘美で強い快感をもたらし、私は気がつかないうちに
涎をたらして感じてしまったことがありました。

今、それをベッドの上でしようとしているのです。
あの時よりも尿意は強いものでした。
多分できるはずです・・・・

しかし、何度気持ちを落ち着かせても深呼吸を繰り返しても
どうしてもリョウの中で出ないのです。
そして下半身には鈍い痛みだけが次第に広がっていきました。

(したい・・あの時の経験をもう一度・・・)

思いはむなしく敗れました。

(つづく)

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Break: 猫の目、秋の空

ほんの少し前までニコニコ笑っていたリョウが
ほんの少しのきっかけで急に元気がなくなってしまいました。

理由は私が気が付きもしないことでした。

「電話で、『少しだけね』って、藍が言った瞬間からだよ」

仕事が軌道に乗り始めて忙しくなってしまいリョウと過ごす
時間が確かに少なくなってしまっていました。
私としては、ほんの少しだけでもリョウと会話したいと思って
電話したのですが却って逆効果になってしまったようです。

「だって、もっと話したいもん。
 藍、忙しいもん。
 相手してくれないもん。
 もっと、声聞いていたいもん。」

胸をギュッと潰されたような感じになりました。
私ももっとリョウと話をしたいです。
私ももっとリョウの相手をしていたいです。
私ももっとリョウの声を聞いていたいです。

また、埋め合わせをするからね。リョウ。
愛してる。

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美しい獣の姿(その5)

リョウと交わったままでしかもベッドの上でどうやって用を
すませるというのでしょう?
でも、実際に私は我慢ができなくなってきていました。

力を抜いてみました。
少し体をリラックスさせて・・・
でも、やはり無理でした。環境や状況がとてもリラックス
にはほど遠い状態でした。

「だめ、出ない許して」

「だめ、そのままして」

リョウは厳しい口調で許してくれません。
何度かトライしてみてもやはり無理でした。

「無理、出ない、ほんと許して」

「お願い。そのままして」

何故、リョウがこんなに拘るのかは正直理解できませんでした。
お願い という言葉には本当にそうして欲しいという気持ちが
強くこめられていました。

その後も何度か目を瞑ってみたりしましたが無理でした。
リョウはわざと腰を動かして腹部を圧迫して無理矢理漏らさせようと
しました。

「いたいいたい。。無理無理・・・」

こんな倒錯的なことをリョウが何故求めたのか・・・
それは今でも良くわからないことです。
そして、私は一つリョウに提案しました。


「背中がついてるからできないんだと思う。
 体勢を逆にさせて。」


(つづく)


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美しい獣の姿(その4)


リョウが腰の動きを止めているとやはり刺激が乏しくなり、私自身は
リョウの体の中で元気がなくなってしまいました。
リョウはそれを察知して腰を動かして刺激を与えるようにしました。
私も協力してリョウの手を私の胸に当てさせて乳首を刺激するように
促したりもしました。

また、むくむくとリョウの体の中で硬く大きくなる私自身。
リョウはその快感に酔って私に抱きついてきました。
私は抱きついたリョウの体の中でまたぴくぴくとペニスを
動かしてリョウを喜ばせました。

こんなことを何度も繰り返しているうちに、騎乗位の姿勢で
腰を圧迫され続けたせいもあって、私は急にトイレに行きたいと
感じ始めました。

少し我慢していたのですが・・次第に限界に近づきとうとう
直前にまでなってしまったのです。

「ごめん、許して。トイレに行きたい」

私も中断はしたくは無かったのですが背に腹はかえられません。
すると、リョウは全く予想外の言葉をいいました。

「だめ、このままして」

リョウは強い口調でいいました。
え? 私は耳を疑いました。
このまま? 交わったまま? ベッドの上で?
しかし、リョウの目は厳しくその言葉は彼女の意思そのもののようでした。


(つづく)


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Break: 翻訳

ある日の拗ねたリョウの言葉と藍の解釈。

リョウ:
「キライ!」
翻訳:
「スキ!」

リョウ:
「もうさみしくない。なんともない。」
翻訳:
「まだ寂しい。平気なわけない。」

リョウ:
「じゃあ、もういらない。キライになって。」
翻訳:
「できればそうして。スキでいて」

リョウ:
「こう言えば怒るんでしょう?もっと怒って、キライになって。」
翻訳:
「こういったら怒っちゃうでしょう? だからいえない。好きでいて」

リョウ:
「だから、放っておいて。」
翻訳:
「だから、放っておかないで。」


経験則から拗ねた時のリョウの言葉をいつも私なりに翻訳しています。
リョウは決してこの翻訳を認めませんが、私はいつもこう理解しています。
大体当たっていると思います。

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美しい獣の姿(その3)

「んっ・・・・」

入り口を入って直ぐのポイントに当たるとリョウは小さく喘ぎました。
そして奥に奥に私自身を導きました。
リョウのあそこは既にしっとりと濡れていて私自身を包み込むように
蠢いていました。

下半身だけ激しく欲情した姿を晒しながらも私はやはりじっとしていました。
リョウは次第に大胆になって腰を上下に振り、そして前後に揺らし、体に
埋没している私自身の形を自分の膣の中で楽しみ始めました。

美しい獣の姿です。

欲情して頬を紅潮させながら快感を自ら貪るその姿はあまりにも美しく
同時に獣のような野性味さえ感じさせるものでした。

やがて、リョウは喘ぎ始め耐え切れず私の胸に倒れこんできました。
私はようやく上半身を初めて動かしてリョウを抱きしめました。

私はこの日積極的に動くのを辞めるつもりでした。
たまにはリョウに全ての主導権を預けて見たいと思っていました。
こんなふうにリョウが欲情して誘惑して乱れることなどあまり
ないからです。リョウのこういう姿を堪能したいと思っていました。

倒れこんだリョウを抱きしめながら私は膣の中のペニスに
ピクンと力をいれました。
リョウの体がびくっと反応します。その反応がまた私に快感を
引き起こしました。
ポリネシアンセックスをしていた時に良くあった反応です。
弱いながらも相手を意識することに集中できるこの楽しみに
私達はしばし興じました。

(つづく)


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美しい獣の姿(その2)


下着の上から触りだしたリョウは、私の形をしっかりとなぞってから
一言耳元で囁きました。

「相手して」

同時に手を下着の中に差し込んで私自身に直接さわり始めました。
心臓が飛び出しそうなほど興奮していました。
リョウがこんな風に私を誘惑してくるのは本当に久しぶりです。

自分の息が乱れているのはわかっていました。
でも、私はじっとして動きませんでした。
リョウがどういう行動にでるかもっと見たかったのです。

リョウは巧みに指を動かして私を勃起させるとゆっくりと
私の服を脱がし始めました。
上半身も下半身も順に裸にされていきました。

女性が男性に服を脱がされる時の気分はこういう感じなのでしょうか。
身動きをしていないというか身動きできずに相手のなすがままに
なってしまっていました。

いきり立った私自身をリョウはビロードのような舌でゆっくりと
包み込みました。そして咽喉の奥のほうまで差し込んで舌先で
亀頭を撫で摩りました。

全身の血かがかぁー!っと燃え滾るのを感じていました。
そんな仰向けの私の様子をみてリョウは私に跨りました。
手を後ろにまわして私自身をゆっくりと自分の膣の中に導きました。

(つづく)

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美しい獣の姿(その1)



2人のうちのどちらかの体調が今一つのとき。
または、交わらなくても気持ちが充足しているとき。
私達は部屋で抱きしめあったまま寝ていることがあります。

リョウが隣にいて手を握っているという事実は私を酷く
安心させるので私はすっと眠りに落ちてしまいます。

リョウが私に手をかけてくるのに気がつきました。
なんだろう? 私は半分目を覚ましていました。
ゆっくりと私の体を撫でているリョウ。

自然自然に私の神経はリョウの行動に集中して
いってしまいます。
肩を触ったりお腹を触ったり。
そのうち胸を優しくなでたり。

女性特有の蕩けるような摩り方でリョウは私をさわりました。
まるで、それが偶然触ってしまっているかのように。

でも、そのうちその触り方が故意であるのが明らかになりました。
リョウは私の下着の上から指を這わせ間接的に私自身に触れたからです。

流石に私も少し緊張をしました。
愛しい女の欲情を目の前にして息を荒げないのがせいぜい
できることの関の山でした。

そして、私のポーカーフェースを一気に砕く言葉を
リョウは私に囁いたのでした。


(つづく)

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Break: 偶然ではなく。

リョウと私は時折、合わせたようにネット上での時間が
合うことがあります。。
お互いに、「あっ」とびっくりするような出会いかたです。

1日のほんの限られた時間にまるで事前に打ち合わせでも
していたかのように。

「偶然じゃないね」

「偶然とは思えないね」

なんとなく、相手のことを気にしているからこそなのでしょうか。
虫の予感、第六感が働くような気がします。


ほんの数分チャットをするだけなのに、この充実感と安心感は
一体何なのでしょう?

リョウ。いつも有難う。
愛してる。

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感度を高めて(エピローグ)

リョウは感極まると私の予想外の行動を取ります。
今回の逢瀬でも、最後の最後で叫びだされた時には少々びっくりしました。
でも、いつもそうなのですが、彼女のこういう行動は
私との関係に密接に関連したものばかりなのです。

彼女は普段はどちらかと言えば物静かで協調性にあふれた生活を
していて感情をむき出しにするようなことはほとんどありません。

でも、私と一緒にいる時の彼女は普段はじっと抑えている自我を
安心して解き放っているように思えます。


勿論、いつもいつもわがままを言っているというわけではありません。
私と普段一緒にいる時には細かいところに気を使ってくれる優しい
女性でいてくれるのです。

この交わりの後で私達はずっとベッドの上でピロートークをしました。
彼女はいつもの可愛らしいリョウに戻り楽しく2人で取り留めのない話を
していました。
汗でぐっしょり濡れてしまったシーツの上にバスタオルをかけて
2人で抱きしめあいながらする会話は、やはりいつでも私達の宝物です。


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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
    本ブログはYahoo! JAPANに掲載されています。

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