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ふたたび(その13)

そろそろタイムリミットが近づいてきた時に事件がおきました。
ちょっとした私の言葉の不注意で、リョウが急に帰りたくない
離れたくないと言い出し始めたのです。

こんなことは、確かにいままでもありました。
でもこの日のリョウは少し違いました。
どこかが少し壊れてしまったかのような、自暴自棄な感じも
確かにしました。

リョウの感情の溢れは、私の感情の溢れも引き起こしました。
私も何かが壊れた気がしました。
このままリョウとずっと交わり続けてもいいと思いました。
もう、どうなってもいいと。


2人とも溜まりに溜まったいろいろな感情をどこかに
あふれ出したいと思っていました。
それが、このきっかけで堰を切ったような感じになりました。

リョウは私自身にしゃぶりつき、勃起させて、体を開き
私はリョウの足を割ってリョウと交わりました。

リョウは私をしっかりと両手で背中を抱きしめ
私もリョウをしっかりと両手で首のあたりを抱きしめました。

ひたすらひたすら私は腰を使って抽送を繰り返しました。
リョウのことを逝かせたいとか感じさせたいなどと考えず
ただただ抱きました。
そしてリョウも同じでした。ただただ抱かれたいと思っていました。

(つづく)

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リョウと藍

  • Author:リョウと藍
  • 快楽を求め続けてお互いに相手を狂わせて楽しんでいます。
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