電マをあてて、ほんの数10秒だったと思います。
すぐにリョウの体に異変が生じてきました。
「あ、あ、あ、あ・・・いい、いい」呼吸が早いテンポで規則的になっていき、体がぎゅっと
縮まったようになりました。リョウが絶頂を迎える前の合図です。
そして、その数秒後。
「いく、いく、いく、いく、いくぅぅぅ」リョウはあまりにもあっけなく逝ってしまいました。
「ア、あ、あ、あ、ああぁぁぁ・・・」リョウの絶頂は長く続きます。
逝ったとおもって直ぐに愛撫を止めると、後でリョウに酷く苦情をいわれ
るのです。逝った後のあの余韻の状態が彼女はすごく好きらしいです。
長く尾を引いた絶頂の叫びが次第に小さくなっていき、そして、ほとんど
消えました。これがリョウが完全に絶頂を迎えた証拠です。
でも、私は電マをあてたままにしていました。
あっという間に絶頂を迎えたことから考えて、2度目の連続絶頂も逝ける
のではないかと考えたからです。
「ん、ん、ん、あ、あ、あ、あ、あ」一度消えかかった喘ぎ声がまた大きく変わってきました。
そのときです。
私の電マを握っていた手に生暖かいものが吹きかかりました。
そして、私が座っていた場所に大量の液体が溜まっていきました。
勿論、それはリョウのお漏らしでした。
ただ、いつもならリョウはお漏らしする前に、
「でちゃう」と
予告をするのですが、今回は彼女は全く気がつかないままでお漏らし
してしまっていました。
(つづく)
壊れた蛇口 シリーズ一覧
最近のコメント