禁断の果実という去年の11月の日記を覚えている方は少ないと思います。
リョウも、私もある意味すっかりと忘れていました。
付き合い始めたころから何回かこの話はしています。
ふっと沸き起こってはふっと消えていくそんな2人の話題でした。
最初は、リョウが求めていたイメージでした。
そのイメージはこんな感じのものでした。
「近くで、私達以外のカップルがSEXをしていているの。
でも、直接見えたり手が届いたりはしないの。
私たちも、そっちのカップルもSEXしているのはわかるの。
そういう淫らな雰囲気の漂うところで藍と交わりたい」
リョウが最初にこの話をした時に、私は非常に戸惑ったのを
覚えています。というのも私にはこうしたイメージはありません
でしたし、こういう状態が楽しいという感覚がわからなかった
からです。
でも、リョウがしたいことは私がしたいことになります。
だから数組のカップルの方と実際そういうことが可能か
検討をしたことがありました。
どのカップルの方も、もう少しで、というところまで話は
進むのですが、最後の最後で話がまとまらず、結局今日まで
実現に至っていません。
(つづく)
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